たかはしでは、今年、去年の結果を踏まえての反省として、禁止事項を作りました。
それは、
①一月初旬の城南や東北や聖和の併願推薦の受験を禁止
②私立入試で最低限一回は不合格経験を味わってもらうこと・私立高校入試全勝の禁止
にしました。
理由は、①実戦経験が少ない状態で公立高校入試に挑ませたくないから
②一月初旬で私立入試が終わるメリットより、一月初旬で私立入試が終わるデメリットの方が大きいから
③成功体験しかしてないと、二月にダレるから
だからです。
昨年度の中３の大半は、『一月初旬の城南or東北の併願推薦で合格→三月の公立高校入試直行』というスケジュールにしてました。理由は、
①私立の過去問を解く勉強をさせるのがもったいない
②一月末の受験スケジュールがA日程→B日程→ぜんけん模試→宮模試とタイトになるから、負担を軽減させてあげたいから
の２点により、一月初旬で私立入試が終わり、それから二月の勉強がダレました…そのことで、取りこぼさないはずの人まで取りこぼしましたからねぇ…
成功体験しかしてなかったので、
『何とかなるんじゃない？』
っていう空気感が醸し出されてしまい、かえって負担軽減したことが、仇になったなぁと、痛感しました…
MVPを取ったマナカナちゃんの白高看護科に大逆転合格をしたカナちゃんは、その東北高創進に落ちて文理にスライドして痛い思いを経験したのが、大逆転合格を呼んだように思います。同じように、一高に受かったモハメドアリ君もウルスラtype1に落ちてtype2にスライドしたことでシマってくれて、勉強に励んだことがあの大逆転合格を呼んだように思います。
だから、今年のたかはしの生徒には、負担軽減してラクな戦いをさせるよりも、過酷な死線を潜り抜けた方が、結果的に強いメンタルや、へんな誤解・希望的観測を生ませないようにした方がいいなっと、痛感しました。
また、東北高校創進の併願推薦特待生入試だと、たとえどんな点数を取っても、マックスでもB特待にしかならないって、会場で言われて、昨年度の中３から『併願推薦じゃなく、一般入試受けてればあの程度の内容だったら、私S特待が取れた』って苦情も多かったことも一理あるなぁと思いましたね。
入試要項を読んだだけでは分からない裏事情ってのもあるんだなってことも、昨年度の中３から学ばさせてもらいました。
なもんで、今年度、たかはしの生徒には併願推薦入試は全員受けさせない予定です。