東北学院榴ヶ岡高校(略称:学院榴)には実はラクラク入れる入試方法があるんです。これは案外旧南学区や仙塩地区の中学教師ですら、知らない入試方法で、私から生徒に提案し、生徒がこれを受け中学校側に申し入れると、たいがい保留されます(笑)で、生徒ママから、その保留期間中に『やっぱりうちの子、受けさせてすらもらえないんじゃ…』と、疑義を持ちます。
学院榴にラクラク入れる入試方法とは
特別推薦入試
という選抜方法です。
中学教師や、生徒、お母さんたちはこの特別というネーミングにとても騙されていて、上記の疑義を持ちます。特別って書いてますが、公立高校の前期選抜みたいに、やれ全中や東北大会や県大会出場ホルダーも不要ですし、英検などの各種検定ホルダーも不要です。生徒会やボランティア活動なんかも入りません。
必要要件は
中2と中3の評定の合計が54以上、つまりオール3(評定3.0)で
自称優秀な学力・リーダーに相応しい人だと思われる生徒
であることだけです。
ことに女子で割と宮模試で230点未満の生徒はかなりお得です。
例えば、現大2のボラちゃんや、現大1のタッキーちゃん、現高3の都会っ娘ちゃん、現高1の野球小僧くんがこの学院榴の特別推薦で合格しました。
何が得かと言うと、通常宮模試230未満というと、必然的に公立はジークフリード線(塩釜・仙商・仙台西・名取北・市工・宮城広瀬)や、そのワンランク下の松島・名取・黒川・宮農・仙台大志・貞山の10校の中から選ばなけばなりません。
昔、教えた生徒で、宮模試ではいつも五科100点前後でした。でもその子は女子で積極性のかなり強い子で、いつ何時でもニコニコしてる子で、とても大人ウケがよい子でした。でも、何故か学校の中間・期末テストでは五科300~350点をマークするんですよ。で、中2と中3の通信簿の評定平均が3.3ジャストで、クラブ活動だって吹奏楽部で吹奏楽コンクールも弱くて県大会に行った試しが無いです…①
他のコは中学では一度も300点代を取ったことが無く、学院榴の特別推薦で合格しましました。…②
①の子は塾から松島高校を勧められました。が、内申だけ見ると中堅校の筆頭格(三桜・仙高・仙台東・富谷・多賀城)の最低受験ラインには達しており、本人も親も中堅校の筆頭格かそれに準ずる高校じゃないと納得してくれませんでした。
②のコは私に東高英語科か仙台西高を勧められてました。
で、私が提案したのが学院榴の特別推薦入試でした。松島高校と学院榴を天秤に掛けると、明らかに学院榴の方が得です。うちの姪が松島高校を今年卒業しましたが、在学中トップの成績の子は宮学女子大に進学してます。学院榴に入れば、ほぼ学院大は担保したも同然ですから。
ちなみにこの東北学院大学、松島高校からは誰も行けませんし、あの利府高校ですら毎年70人、中堅校の筆頭格の高校ですら150人しか行きません。塩釜高などのジークフリード線上の公立高校ですら、学院大には5~10人程度しか進みませんしね。
が、学院榴に進めば、学院大学の附属ゆえに、最低学院大は望めば誰でも行けます。もちろん国立大進学率も中堅校の筆頭格より四倍高い。
中堅校の筆頭格でも確率50%だし、国立大進学率など10%程度。
これが学院榴のメリットです。個人的には富谷高校や泉高校英クラに行くよりも得だと思います。