うちの元生徒で、特に一昨年(現高2)の中3生はいわゆるミラクル合格が異常に多かった年だ。
一昨年のミラクル合格者は、
ハヤシライス君→二華
サウンド君→二華
サナエ君→宮城野総合学科
倍返し君→東高英語科
黛1号君→市工電気科
黛3号君→市工電気科
かな。この6人は本当値千金のゴールを高校受験であげた人たちだと思う。まさにミラクルだと。なかでもハヤシライス君はミラクル通り越してレジェンド合格だと思う。私の家庭教師人生のなかで、ここまで急激に成り上がって合格した例は、三例しかないので、三指に入る伝説的合格だったから。
黛1号君を除くと、この4人は評定3.0〜3.3程度で、上記に受かった。で、その例外である黛1号君は評定2.9で英検三級ホルダーで市工電気に受かった。
他のところは、手堅い進路指導をしてるようですが、私の進路指導は基本的にパッツンパッツン合格させることがメインの進路指導なので、ぶっちゃけそのパッツンパッツン進路指導の私から、『そこは難しいんじゃないかな』って言われた人で、私は受かった例を1人も見たことがない。それが、私のウリだと自分でも思っている。
手堅い人などどこにでもいるものだ。が、なかなか不可能を可能にしようとする人はそうはいるものではない。基本的にうちにやって来る子、なかでも男子は特に10回入試をやったら1回か2回しか合格出来ないのかもしれない。が、その一回をピシッと入試に持って行けるようにする、それが私の仕事だと常々思っている。練習で9回負けたって、本番で一回勝てればいい、それがたかはしスタイルだと思う。それがミラクルだと。
しかし、ミラクルで入ったが故に、公立高校では誰もが評定平均値も良くない。酷い人だと公立高校での評定平均値が3.0未満の者も数名いる。
ただ、彼らはもともと中学生時に評定が良くない人間なので、今更今まで生きてきた生き方を曲げてまで、評定が取れる人に気持ちを入れ替えて新たになれるとは私は思ってなかったから、ぶっちゃけ想定の範囲内だなぁと思っている。
正直、公立高校内では評定3.8未満しか取れない奴は、今更のうのうと高校の中間・期末テストなんぞやってる場合じゃない。むしろ赤点取らなきゃ何でもいい!って態度じゃなければイカンって思う。3.8未満のくせに、今更公立高校の定期テストでジタバタしたところで、どうにもならないから。
それよりも、模試でどんだけの偏差値を取るか、そちらの方が大事だと私は思う。公立高校にパッツンパッツン合格した段階で、今更やれ指定校推薦だ?はーぁ?って感じだ。
中学で内申取れない奴が、何を今更公立高校での評定平均値大幅アップさせようと考えてるんだか、私には意味不明だわ。態度とかを大幅にかえるんならいざ知らずだがね。でも、私、中学と高校はまるで別人みたいな人は見たことないです。
が、逆の意味では見たことはあります。特に女子ね。中学生ん時は『兄・姉には負けたくない』の一心でめっちゃ勉強やってたのが、兄・姉よりもいい高校に入った途端、男狂い・部活狂いしてズタボロになったJKをね…
話しは脱線したが、そんだけ男子が評定取るなんて、余程難しいことなんだっちゅうことはお母さん方、理解して欲しい。男子にとって、公立高校の評定なんぞ赤点取らなきゃどうでもいいって思って、早めに大学入試を見据えた勉強をやって欲しい。