模試を受けると分かるのが、北斗の拳で例えると、金色のファルコ(市街・郊外の400オーバーの人)が、
リューク君とイケメン君(仮称)は中間期末テストでは100点以上差があるんですよ。ところが、模試を受けるとイケメン君(仮称)がリューク君に30点差つけちゃうんですよ。
2人とも同じ青葉区の中学なのに、かたや青葉区郊外の低レベル中学、かたや青葉区のど真ん中のエリート中学校とでは、これほどレベルに違いがあるってことなんですよ。
ところが、イケメン君(仮称)はエリート中では名も無き修羅ゆえに、内申が無い。内申で8ぐらいリューク君に負けてるんで、同じ中三でもすでに中学2年間で16ほど内申に開きがあるんですわ。
だから、イケメン君(仮称)はいくら中三で頑張っても、リューク君と同一力量、いやそれ以上の力量があったとしても、内申の妙で残念ながらナンバースクールや準進学校には届かない…
逆にリューク君は、内申的には確かにナンバースクールや準進学校を狙えるほどの内申点こそ所有しているが、現状得点能力的には中堅校クラスがエエところですわね。だから、彼がどこで着火するかだろうな。
内申に見合った得点力は頑張れば手に入れることが出来る。しかし無情なことに得点力に見合った内申力は、手にすることが出来ないのだ。
これが宮城県の現状だ…
そう、現実問題、名も無き修羅は金色のファルコよりもいい高校に行けないのだ。ところが金色のファルコは名も無き修羅よりもいい高校に行けてしまうのだ。得点能力ではいくら名も無き修羅の方が高かろうともね。
これが、内申制度の妙さな…