シングルマザーの生徒宅へ、私は家庭教師として伺う家があります。この場合、3つに分かれます。
1つは私の指導日にほとんどお母さんがいるご家庭。こちらは問題無いんですよ。ほとんどなので、たまに居ない時はある程度なんです。
で、もう1つはお母さんがたまに不在の時は、誰かしらは代理でご家庭にいる家庭。こちらも問題が無いです。たまになので、ほとんどお母さんは居ます。
で、最後の1つがお母さんが指導日・指導時間にはほとんどいないか、居ても半々程度以下のご家庭。こちらは大半がモメて解約と言うのが非常に多いです。
モメるのを防止するため、私は連絡帳を置いていくのですが、まあこれがほとんどお母さんは書いてくれないのですよ…仮に書いても最初だけか、書いてあっても6・7文字程度しか書いてない場合ね。
なもんで、結局、私とお母さんとのコミュニケーションが不足して、結果、解約になるケースが大半です。この手のシングルマザー宅の解約率は何気に100%です…
だから、もし家庭教師をお考えのシングルマザーの方は、ただ勉強をやらせると言うのだけではなく、家庭教師で一番大事なのは家庭教師が来ない6日間を、親が子をどう管理していくか!にかかっているので、何か家庭教師から提案があっても、『忙しい』とか『仕事があるから』で、一蹴してるのであれば、そもそも家庭教師向きのご家庭ではないっということだけは言っておきたいです。モメるだけなのでね。
私、思うんですよ。よくお母さん方は『うちの子難しい子なんで相性が…』と言いますが、実は家庭教師は子どもに合わせるのは簡単だと思ってるのですよ。問題なのが『子どもではなく、家庭教師と親との相性』だと思いますね。
これはシングルマザーに限らず、やはり両親健在のご家庭にも言えますが、親と家庭教師が顔を合わせる機会が極端に少ないご家庭のクレーム勃発率が高いです。
私、以前、鶴谷中の生徒を教えた時なのですが、そちらはおばあちゃんは自宅に居るのですが、親御さんとは一度も会えずじまいで指導が終わったことがあります。こちらは三ヶ月だったかな…おばあちゃんが契約したケースなんですがね。
でも、こう言う家に限って、結果を求めてくるんですが、お母さんからの協力は得られないんです。そうなると、お互いストレスになるだけなんですよね…おまけにコミュニケーションを取る手段がないので、お互いに鬱憤がたまるだけなんでね。
なもんで、もしこれを読むシングルマザーのお母さんは、
①極力指導日は指導終了時間までには、帰って来れるようにして欲しい(居ない日がごくマレ程度)
②こちらからの提案には、なるべく応じて欲しい。100%は理想的なのですが、せめて60%程度は提案に沿った形で、仕事や介護もあるでしょうが、やれる範囲で子どもにかかわってあげて欲しい。
の以上、二点です。
家庭教師を検討する場合、シングルマザーのお母さんは、この点を踏まえて家庭教師を頼んで欲しいです。ノリで頼むのではなく、よく考えてお願いして欲しいです。
家庭教師に丸投げする家は成績上がりませんから!