私が中学生のとき、本当に数学が嫌いで嫌いで、まず生理的に受けつけなかった。
が、大学生になり、家庭教師をするようになり、自分以上に数学が出来ない生徒を目にし、『意外に俺より出来ない子いるんやな。せめて俺ぐらいにしてやりてぇな!』と、思うようになり、自分なりに工夫しつつ、自分では苦手な数学でも、生徒目線ではこんな私の拙い数学的知識がめちゃめちゃ出来る程度に見えるので、『これもこれで役に立ってるんだな』と、思う次第で、今に至ります。
いま、指導をしてて痛感するのが『中学生の強固な苦手という思い込みの先入観除去』の難しさを感じます。
『俺もそうだった…』と思うので、昔の自分に対して、先生方が如何に苦労していたか、しみじみ実感します。
正直、私自身もまだこの『先入観』を全員100%取り除いてあげることが出来てません…
楽天の選手の打率よりもず~っと低い確率でしか取り除きが出来ていないのが実情です
それだけ『中学生の思い込み』の深さは日本海溝よりも深いのだ。
いまのところ克服方法は1つしかわかっていない。しかもそれを中学生に求めるのが酷な克服方法であることも分かっているので、実用的では無いことなのだがね…