いま、不登校児を2人教えているが、歴代の不登校児に共通することが一つある。それは『我が強すぎる』ことだ…
引くことが出来ないようだ…
北斗の拳でカイオウを倒した後に、旅をしているうちに、ケンシロウが病に侵された王の国に行った話がある。
その王には、兄弟間で何でも3分割していて、互いに引くことが出来ない3兄弟をケンシロウが諭す話を思い出す。
私にもケンシロウのようなその3兄弟を説き伏せるほどの説得力があればなぁ…って、しみじみ思う
私が中学生だった時も、強烈な我を御し得なかったからなぁ…失敗して初めて気がついたんでねぇ…
高校に叩き落ちないと、分からないこともあるのは事実なんだがねぇ…しかし、私としては、そうなる前に気がついて欲しい。
最低限、ワークはテストの範囲表が渡される前には終わらせ無いと、点数は上がらないものだ。
私が一番嫌いな指導は、『テスト前にワークの答え教えマシーン化すること』なんだがねぇ…
そしてもう1つは『計算式を書かないこと』だ。
素直にならんと、成績は上がらんぜよ!自分の我を通して、点数が上がってるなら、文句は言わんさ。
相撲で言うところの『ケンカ四つ』状態さなぁ…
こうして指導が空転してるんだよねぇ。
素直の子はみな成績が上がっている。女バスちゃん然り、ロナウジーニョ君然り、ビワハヤヒデ君然り。
逆に我が強すぎる子は、全員もれなく公立高校に落ちてる。私を筆頭にね…
『落ちるぞ』と言っておく。公立高校に落ちると、おんつぁんになった今もなお、引きずるもんなんだがなぁ…
一生悔いると思う…一生自分を責めて生きてくことになると思う…
落ちたことがある経験者として、忠告しておく。
つまらんちっぽけな我は捨てろと言いたい。