私は高校に入った時、『なんだこのクソ高校は!俺に子どもが出来たとき、ぜってーこのクソ高校に入れねぇぞ!』、そう心に決めていた。
そして、初めて家庭教師を宮城県でし始めた時も『俺が家庭教師として行った家には、ぜってー母校の仙台城南高校にだけは送り込まないど!』って、心に決めていた。
更に、私は元司法試験受験生だ。あのツラく苦しい司法試験受験生生活を味わって、先行きが見えないのがいつまで〜も続き、かつ一生浪人生活が長く長〜く永遠と続くあの感じだけは生徒にも味わって欲しくないので、自分から生徒に対して、法学部を勧めることをしなくなったし、いつしか法学部受験それ自体を否定するようになった。
そう、全て
己れの経験がそのベースにある
から。
しかし、うちの元生徒でteru先生に初めて我が母校を勧め始めた以降、私は生徒を仙台城南高校に勧めることが増えてきた。今では既に城南高校に6人進学させている。それは何故か?
どう考えても、イグエや南光、尚絅、ウルスラ、聖和よりもマシだからが理由だ。つまり消去法だ。
かれこれうん十年前、私が城南高校の前身の東北工業大学電子工業高校に入った時が、まさにそうだった。
法学部も、別になにもみんながみんな弁護士・裁判官・検察官になりたいから行くって訳では無いと思う。ぶっちゃけ学院大法学部からなんか司法試験最終合格するなんて、相当奇跡でしかない。うん十年に1人だろうな。ましてや、私が大学生だった時に比べると、少子化の影響を受け、学院大もかなり易しくなってる。
私が浪人時代によく言っていた言葉を借りると、
学院大なんか所詮答案目つぶって書いたって受かる大学
って思ってたしね。
学院大になんか行くくらいなら、俺、切腹しますわ!
利府高以下の高校に入るくらいなら、小泉先生俺、切腹しますわ。
そういうのが、私の根底には今もある。冗談じゃないと。
それが俺の学生時代だと。
そういうスピリッツを、俺は今も生徒達に吹き込み続けている。それが俺の俺たる所以だ。
もう一歩前へ!
後退するような生徒は俺んとこには要らん、そう思う。
俺んとこに来た以上は、基本的には全員
前へ
だと、思っています。