今週でやっとコロナを理由に長期休みをしてた生徒２人の家庭教師に復帰した。
久しぶりに行って２人とも同じ感触を感じた。
それは、
嗚呼…やっぱり中学生任せにしてると自分に甘いな…
っと言う印象を持った。
なかなか中学生が自分を律して、ストイックに生きるって、成績の良し悪しにかかわらず、なかなか出来るもんじゃないんだなって、改めて思いました。
よく女子中学生、それも
上に兄がいる・姉がいる２人目の娘さん
の口から聞かれるセリフで
『私、一人で出来るもん！』
発言をする方、居ますよね。私はこれ毎年、一人は聞くんですが、世のお母さん方みたいに鵜呑みにはできないです。
何故、偏差値55〜63の層の公立高校はどこも女子であふれかえっているのでしょうか？
『女子勉』
と言う言葉があるのをご存知ですか？そうなんですよ、この女子勉という言葉は、偏差値55〜63の層の女子に多い特徴なのですよ。このくらいの女子に多く見られるのが、450の壁・シルバーコレクターなのですよね。なかなか自分を律して、自分を痛めつけるようなドM勉強が出来ないんですよ。女性って元来ドSなので。
なもんで、女子ってなかなか学校の授業でやってない分野の予習を自力でやろうとしたり、難しい問題を自学したりはしてくれないんですよ。どうしても自分で自分に甘々になってしまいます。
だからコロナを警戒して休む、悪い選択ではもちろんないんです。けど良い選択でも無いと思う。私は世のお母さん方の反応に付き合う形で、寄り添う形でオンライン指導に切り替えたけれども、私一個人のコロナの感想・印象に関しては基本的に封印してるので表面上に出すことは無かったが、今でも思う。過剰反応だと。
結局私の知り合いでコロナに罹患した方が誰もいない。このコロナを見ていて１つ改めて感じたことがある。
それは、
女性の防衛本能の凄まじさ
と言う点だ。
街を歩けば、女性は100%マスクをしている。男だとマスクをしてない人がちらほら散見されるようになってきた。６月１日以降、日に日にマスクをしない男性率が徐々に増えてきたように感じる。が、女性だけはいっこうにマスクを外さないですね。たまーに女性でもマスクしてない人も見受けられますが、そういう女性はきまってお婆さん。
そのお婆さんに話を聞いてみました。
私『お婆さんなんでマスクしないんですか？』
婆『死にたいからだよ。コロナにかかって死にたいんだけど全然かかってくれないね（笑）』
私『………』
守るべきものがないんだよね。この歳になると。だから防衛本能もはたらかないんですよね。このコロナで感じた女性と女子の本能は、男のそれを凌駕しますね。ある意味、このコロナ騒動って、私のようなおっさんからすれば、『江戸城内の大奥に一歩足を踏み入れた感覚』を覚えます。蜂の巣を突いたような感覚さえ思います。
歴史を紐解くと、奈良時代に聖武天皇が正倉院宝物殿などに代表されるように、仏教の力を借りて政治を行っていたと言いますが、その頃って流行り病・疫病が流行したという背景があるといいますが、その時代ってこのコロナ禍のような感じだったんだろうなぁって、思うんですよね。
しみじみ思いました。女性の凄さを。我が子を守ろうとする防衛本能の凄まじさを。これがあるから子はスクスクと成長するんだなぁと。
女の人には勝てないなって思った、今回のコロナ禍でした。