前回までのまとめです。
【受験勉強のやり方講座その3の2】
前回英語の続きです。
前回話した通り、ここからの話しは基本的にある程度の単語力がある方に限られます。となると、必然的にレベル設定としては仙商・利府高・県工・仙高・東高ぐらいより上のレベルであることが大前提になろうかと思います。
ただし、国語もそうですが、英語も言葉である以上、数理社の三科目と違って、絞り込みがやりにくい科目だと思います。しかも、同様な科目の国語ともまた違い、出題傾向が絞り込みにくいので狙い撃ちしにくい科目だと思います。さらに追い撃ち掛けるのが、『残り時間』です。
しかし、狙いやすい箇所も無くはないです。が、そう言う箇所は数少ないです。なもんで、その数少ないところを狙い撃ちする、これしかないかな。
英語で絶対出るところ、それは
1、リスニング(大問1)
2、大問2と3の穴埋め
3、最後に必ず配点8点の英作文
4、大問4・5の最後の問題の内容把握
これははっきりしてますね。
なかでも、一番対策が立てやすいのが、2と3で、対策が立てにくいのが1と4です。
1に関しては、これは英語を切ってる人用の企業秘密の内容があるので、これについてはここでは書かないでおきます。私の指導を受けてる人のなかで、英語を切ってる人にだけ伝授してるものがあります。他は普通に解いていますがね。普通に解くのなら、リスニングの数こなす!これしか言うことがないですね。
ゆえに、ここでは2・3・4の内容を書こうと思います。まずは簡単な対策の4から行こうと思います。
【内容把握問題のコツ】
必要なもの→ストップウォッチ
内容把握問題が一番の難点は問題を解くのに時間がかかることなんです。問題文を上から下まで読まなければならないため、時間を消費します。しかも、労多く功少ない問題だと思うんですよね。配点もそう高くないですから、せいぜい大問3と4で各一問ずつ計二問しかない。配点3点なので、時間がかかるわりには、たったの6点にしかならない…
ゆえに、この内容把握問題に関しては私は生徒に一回すっ飛ばして次の問題に進め!で、最後に改めて回ってきて解け!時間無い時は解く前にとりあえず『ウ』とか解答欄に書いとけ!っと言ってます。
だから、この6点をスピーディーかつ正確に内容を把握するため、やはり訓練しておく必要があるんです。だから、常々ストップウォッチで時間を計測しておけば、時間を意識して読むようになるんですよ。また、それなりに問数こなして慣れる必要もあるんですわ。そうすることで、一番配点が高い8点の英作文に時間を裂くことが可能になるんです。
つまり、この内容把握問題で時間を消費すると、配点8点の英作文のクオリティが下がる=満点取れなくなりやすいってことにもなるんです。これだけは避けたいですね。
ゆえにこの内容把握問題のコツは時間をいつも縛る・問数こなしてスピードをつける!ですね。で、英作文に迷惑かけるのは最小限で!に尽きます。
【大問1・2の穴埋め対策】
近年の宮城県の公立高校入試の英語の問題は、大問2が選択肢付き穴埋め問題、大問2が記述式穴埋め問題が出るのが主流です。
ゆえに、大問2については、多少単語力が無くても、選択肢のなかから選ぶだけなので最悪勘でも当たりになります。が、他方、大問3は選択肢がない記述式穴埋めなので、ココはある程度の英語力を要します。いずれにせよ、選択肢があろうが無かろうが、出やすい文法や熟語ってのも存在します。だから、これは解いていくうちに、気がつくしかないです。
主に出やすい文法もあるのですが、続きはまた後日。