娘を中学受験させて良かった

うちの娘は、残念ながら中学受験に失敗した。

でも、私としてはもう小5からは失敗することが分かりきっていたが、ドミニコ小という『クラス全体が中学受験をしなくちゃいけない』雰囲気を体験させたことは非常に大きかったと思う。

失敗することがわかっていたが、止めることもしなかった。何故か？それは失敗がわかっていて回避して勉強しなくなることよりも、失敗してもいいから前向きな姿勢で『やる！』っと自決したことに対して、勉強することは悪いことではないと思った。

いま、うちの娘の同級生を５人教えているが、中学受験したジェンヌちゃんと娘ちゃん、中学受験しなかったケンコバ妹さんとサラリーマン野球小僧くんと紋所ちゃんでは、明らかに勉強に対する意識が違うのが見て取れる。前者２人はやはりリベンジするという意識があるが、後者３人にはそれがない。なもんで、勉強に対する取り組み方が両者ではっきり違う。

ジェンヌちゃんは公立中から高校受験、うちの娘は非大学附属の非中高一貫校でノー高校受験とで袂をわかちあってこそいるが、それぞれにそれぞれの夢があっていいですね。

ところが、ダイレクトにノー受験で公立中って、揃いも揃って将来の夢がない…

中学生の勉強キーワードとしてこの、

将来の夢の有無

これが大きいように思う。ジェンヌちゃんはジェンヌちゃんの夢が、うちの娘にはうちの娘の夢がある。

これはやはり嫁にカネもったいないとか、言われ続けたが、キッザニア東京なり東北大学の子ども向けの科学・工作講座などに、幼少期からブレずに連れて行き続けた成果なんだと思う。本の読み聞かせもめっちゃやったしね。

だけども、成長力はどうにもなるものではなかったので、これだけは成長待ちだった。なかなか低身長な子や、極端に童顔な子は心も身体もなかなか成長しにくいものだ。ましてや娘は早生まれだったので、中学受験ではこれだけでも結構不利だからねー。それに低身長もあるから、相対的に成長ゲーな中学受験で戦うのは難しかった…

娘の方から

◯◯大学見てきたい！

とか言ってきて、個人的にはびっくりでした(ﾉﾟοﾟ)ﾉ

なもんで、夏、◯◯大学と同じ日程の他大学数校と、一応私の母校の明治大学も見せてこようと思ってます^_^

たかはし家家訓で、

①宮城県の大学は東北大学以外は受験禁止！

②東北地方にある大学は、じぃじばぁばがいる弘前大学医学部医学科以外は受験禁止（笑）

③東北地方外や国外ならオッケー

④AO入試などの自己推薦と指定校推薦の受験は禁止

これだけはたかはし家家訓として、娘には伝えています。あとは娘が勝手に志望校を決めてくれればいいかなぁと思ってます。

高校受験させないので、中学生のうちに特に女子はJKになると、生理的に盛りがつくので、その前にはなるべく高校３年生内容までを終わらせようを合言葉に頑張ってます。だから、女子はなるべく盛りがついてない中学生期に勉強を進めておきたいと思ってます。盛りがついても、貯金で食ってけるような感じが理想的な展開だと思ってます。

そう考えると、高校受験は邪魔な存在でしかないと前々から思っていたので、娘に関しては高校受験を回避しました。貯金を作らなきゃ行けないときに、足踏みさせるのはなぁ〜、しかも一番女子が成長するオイシイシーズンを足踏みさせるのはなぁ〜って、前々から家庭教師をやってて、気の毒に思ってたことを娘で具現化出来たのは大きいなぁと思いましたね。

我が家では、

勉強しなさい

ではなく、『おう、勉強やっぞ！』って私と一緒に勉強しています。まあ、毎日張り付くのは難しいので、ちょいちょい嫁さんも上手く動かして、誘導していってますね。

中学受験期になってから、娘と嫁のケンカも格段に減ったように思います。我が家では受験期前の方がむしろいざこざがありましたがね。女同士のケンカって結構凄いから（笑）

でも、ホントこと女子に関しては高校受験と言う呪縛から解放してあげられるんでしたら、してあげた方が得だと、長い家庭教師人生の中でずーっと温めていたことが実現出来て良かったなぁと思ってます。

【想定の中間・期末テスト範囲】

中１の範囲