新学年の予習スタート

うちの生徒たちは新学年の予習をスタートさせました。

先日教えた子は年子の兄妹で、同時指導をしてるのですが、兄には中３の展開と因数分解と少しだけ二次方程式を教える、私の用語で三倍速指導というのを施して来ました。でもまあ二次方程式は少し時間が足りなかったかな。なもんで、宿題では展開と因数分解だけだして来ました。かたや妹には、中２の多項式の計算を割り算まで教えて来ました。

この学年末テストが終わると、私は出来るだけ早く、出来るだけ多く、貯金を作っておきたいと思うので、計算式はちゃかちゃかやってしまい、いかに早く方程式の利用→関数までゴールデンウィークまでに入らせるか？に、苦心します。

苦心する理由は

中総体に集中して宿題をやる率が下がるからなのと、やる内容が難しく自学すると心が折れる単元だからってのがあるので、どうしてもモタモタして、例年いつのまにか学校が追いつき、追い越されてしまうんですよね…

で、貯金を使い果たすと、今度は学校が先行して、こちらは対応が後手後手に回ることになるので、こうなるともう敗戦濃厚なのですよね…

うちで成績が上がってる子はこの貯金を通年で守り通した人にだけ、結果がついて来るんですよ。

筋から言えば、本来ならこれだけ早めに貯金してると、学校よりは２単元は先に行くし、これから春休みがあるので、頑張れば４単元は先に行けるんですよ。

なもんで、個人的には、なるべく早く

現中３→数学１A終了と、鉄壁３周目・薄い英文法問題集３周終了

現中２→二次関数終了と、It…for人to〜・V +O +to不定詞

現中１→一次方程式の利用終了と、助動詞終了

っと、思ってます。

まあ、でもこのメニューをこなせる

中３はゼロ%

中２は15%

中１は3%

かな。中３は受かった浮かれてるから、難しいんですよね。中高一貫校の置かれてる現実とか知ろうとしませんから、高１の秋になって全国レベルとはいかにかけ離れた絶望的な立ち位置に薄々気がつくのですが、それでも己れの現実を注視せずに、まだなんとかなると現状肯定して騙し騙しズルズル行ってさらに傷口を広げ、そして結果的に学院大や福祉大ってなっちゃいますからねぇ…

中３で過去にこのメニューをこなしたのは、いまの宮一に行った二年の子だけです。彼は高校のテストは重きを置いてないで、模試の成績だけを見てるので、模試の成績はいいんです。高校は本来ならこうじゃないとダメなんですが、みーんな中学のことを踏襲して、テスト重視で、評定3.6の模試で偏差値48くらいでズボズボなのですよ。

高校では評定3.6だと、