お百度詣りと５馬鹿専願

１人はりかちゃん先生、もう１人は現大一の伊月先輩、あと随分前に担当した中３で、しら中出身の石川君です。

この３人、いずれも高専を受けて落ちました…で、公立高校を受験し、りかちゃん先生と伊月先輩は宮城野高校に受かりましたが、このT君は仙高も落ちてイグエの英進に進みました。

私の生徒で、高専に落ちた子が出た時は、必ず利府中生だったら、誰もが部活のランニングでお世話になってる『太子堂』と言うところで、家庭教師が終わった夜な夜なに、お百度詣りをして願掛けしてます。

ただ、残念ながら今の高3で高専受ける子がいたのですが、灰崎君をあのまま私が教えていたら、やったかも知れませんね。彼は高専を徹底抗戦すると公言していましたから。でも途中でやめちゃいましたので、やらずに済みました。

が、現中三生には結構高専受けると公言してる子が結構居ます。高専に落ちると、公立高校の入試日まで10日程度しか残ってないので、その程度入試対策をしただけでは不十分なため、プラス願掛けをやるってワケなんですわ。

ただ今年、一人は仙台高専推薦で受かり、もう一人はいま一関高専の発表待ちですが、一人鶴岡高専の推薦が残念だったのですが、今ひとつ本人が頑張ろうという気持ちが足りない子なのですよ。俺の空１くんに関しては、もし高専一般入試がダメでも、私はお百度詣りしないと心に決めてます。リカちゃん先生や伊月先輩やしら中の石川君みたいな頑張ってる感がないので…一関高専を受けた子は公立受けないので、こちらもお百度詣りしなくて済むのでいいかなぁとは思ってます。

毎年そうなんですが、本当は『落ちる』と言う経験はして欲しくないです。が、一方で『落ちる』と言う経験をしたからこそ、強くなった人もいるのも事実です。時々、教え子でもいます。『こいつ一度失敗した方がいい』って思うコがね。

特に私立専願を受けた子はそう思う人が多々居ますね。でも、私も人の親です。そうは思いつつも、やっぱり私立専願を勧めてしまいますね。専願じゃなかったら、こいつチトあの高校無理だったなぁ～っとね。まあ、それが城南ですね。

私がまったく理解に苦しむのが、生文・明成・イグエのフレックスや技能開発・南光の文教（※非スポーツ）を専願で受ける子っすね。これらを専願で受けようとすると、私は猛反対します。基本的にね。

親の意向が強いときだけ、仕方なく折れます。でも、本音は

なんです。

これらの専願にすると、本当に勉強しませんから…最後までね。勉強させないことに、何か意味あるんすかね？って、私は受験自体に疑問符がつくんです。５馬鹿専願はね。

私の息子・娘だったら、確かに最終的には５馬鹿になるかも知れませんが、公立高校を受けさせて、失敗する経験をさせますね。『いかに勉強しなかったことがどうなるのか？』という経験をさせることは重要だと思いますね。

それが親としての務めなのではないでしょうか？