宮城県民のスタンダードの視点なのが、
(国)公立第一主義
だと思います。まず公立ありきな教育設定をしてるんだと思います。
私はそういうつもりは毛頭ないですし、また生徒やその親に対して私立をごり押しする気もないです。
以前に私は話していますが、我が家の場合、第一主義ではありませんが、幼稚園〜大学院まで金銭的にオール私立学校に進んだ設定で教育費の予算を設定して考えています。
理由は『私の親のように公立第一主義を子供に強要して、それから外れると『私立に行って、この金食い虫が!』っと、我が子に怒鳴り散らす教育をしたくないから』というのが根幹にあるからです。私は親に何度も何度も『金食い虫』と罵倒されてます。また、未だに親から『(うちの娘が)小学校から私立行かせるなんて、あんた頭おかしい』とも言われてます(苦笑)。まあうちのおふくろ的な観念が宮城県民の総意だとは思ってませんが、まあ近いものがあるってことは十分認識してます。
私自身が私立高校・私立大学経験者なので、生徒として私学の良さを十分認識してます。お金が安い公立学校に行くことこそが正義だとはこれっぽっちも思ってません。かと言って、この考えを生徒や生徒の親御さんにまで押し付ける気も毛頭ないです。これは私の主義主張であるだけなので。
公立教育の良さは
①お金が安い
②家から近い
③バラエティーに富んだ家柄の人達を体感できる
この三点しかないと思います。まあ高校からまた話しが違ってきますけどね。この三点は少なくとも公立小・中学校に関してはこうでしょう。逆に考えると、みなさんからは公立教育の良さしか口にしませんが、公立教育の悪さって言うのも厳然としてあるのではないでしょうか?
私が考える公立教育の悪さは、
①放置プレイで家庭任せ
②人事異動があり、先生がコロコロかわる
③公務員故に文部大臣〜教育委員会委員長〜校長〜平教師の間に、非常に多くの中間管理職が仲介・介在するため、決定・決断に時間がかかる
④(③から)生徒や保護者の意見がなかなか反映されにくい
⑤公務員であるがゆえに新しいこと・新しい取組みに対して後向きで、現在行われている慣例に執着し過ぎている点
⑥税金による決められた予算があるので、設備自体がおそまつ
⑦人員配置の問題で人員がキッチキチなため、集団指導にこだわる点(特に高校の国公立対策・センター対策と称した集団指導の受講強制と、そのための国公立誘導がそう)
と言えるのではないでしょうか。