宮一や三桜、宮城野、泉高みたいに、女子が多い学校でよくあるのが、
選択授業で物理が開講しないこと
じゃないかな。
二華だと二華中生がいるので、高入生は女子が多くても、二華中出身者は男子が多いので東大理1や医学部志望者が一定数いるので、開講するんだけどね。
で、医学部とか建築系志望の理科を2科目受験しなくてはならない人からすれば、ありがた迷惑な現象が起こるって訳。まあ宮一から医学部なんてほとんど居ないでしょうけど、宮一でも建築志望者は一定数はいる。
ゆえに、女子が多い学校は、女子自体が物理に対して抵抗感が強く、物理選択者が少ないので、学校の科目ニーズの都合で、高3の受験期に選択授業で物理が開講しないって訳だ。物理基礎は開講しても基礎じゃないのは取る人が少ないので、学校側も開講に難色を示すのだ。こうなると、塾や予備校で物理選択をしないと、道が険しくなるって訳。
まあ建築系学部学科の場合、難関大学になると、どこも理科が2科目だ。しかし東北工大とか日大理工学部建築学科以下のレベルの私大になると、理科は1科目になるので、まあ多くは化学選択ってことになろう。三桜なら工大や日大で諦めがつくかも知れない。
しかし、宮一だと工大や日大ではプライドが許さない。MARCH以下日東駒専以上の大学となると、都内の芝浦工大がある。しかし、宮城県人的にはこの芝浦工大と言う大学はめちゃくちゃ知名度がない。学院大や工大よりも知名度がない…なもんで、芝浦工大には触手が動かないのだ…
で、高校入試スピリッツの『何とかなるだろう』で受けて、敢え無く撃沈するって訳。
私の元生徒たちも度々この建築志望で、明大理工学部建築学科を受験して轟沈してる。女子だとほぼほぼ浪人を嫌って工大に行くか、浪人するかの選択になるだろうね。でも、私の元生徒で浪人しても返り討ちにあって、結局路線変更するか工大で建築やる人が後を絶たない。それが女子の現実だ。
女子が物理をやるんなら、高2でも遅い。高1からチミチミやってないとね。浪人してもなかなか女子が物理を克服するって、難儀ですからねぇ…
なもんで、建築やりたい女子は宮一や三桜には行くべきじゃない。是が非でも二華に行くべき。
館山や南、向山もアリですな。