宮城県の不登校児の高校受験

①真正不登校児

②部分的不登校児

の２つに分かれるんじゃないかな。

で、①は、

中学三年間の出席日数のうちのうち、およそ51〜100％欠席している生徒、つまり中学三年間の過半数は欠席してる生徒を指します。

次に、②は、

中学三年間の出席日数のうち、20〜50％程度欠席してる生徒、つまり中学三年間の欠席日数が半分にも満たない生徒を指します。

ここでは②の子については、わりかし私立高校側も全般的に受け入れてくれるところの方が多いが、問題になるのが、①の子だ。この場合は主に軽・中度の起立性調節障害の子なんかは①には入らない。②となる。

で、①の子の場合は、大半が何らかの精神疾患を患っている場合がほとんどだ。そうなってるにもかかわらず、『親の方も普通に一般的中学生のような高校選びしてしまう』場合が大半だ。あそこは制服が可愛い、校舎がキレイ、学校の対応が良かったなどなどでは選べないですよね。

かな。だから、私はよく真正不登校児のお母さんとよく揉めます。お母さんは将来性や本人がやりたいことを重視して志望校を選ぶんでね。でも、私は不登校度合いをみて、このぐらいの不登校度合いなら、ここまであそこまでで考えるので、お子さんの将来性まで考えてあげれないので揉めます。将来性を考えると、入れるところがなくなるんですよ。真正不登校児なのに、学院大入れたいから学院本校とかって言われても、ムリなんすよね…欠席率が68％じゃ…学院高校は欠席5％程度じゃないと受け入れてくれませんから…

これらの高校は、真正不登校児の受け入れ実績があるから勧めるんですよ。

でも、真正不登校児のお母さん方って、

って、思い込んでいるんですよね…

でも、例えば、尚絅や城南では部分的不登校児は受け入れても（※尚絅はかなり軽めの部分的不登校児しか受け入れてないが）、真正不登校児は受け入れてくれないんですよね…城南の場合は真正不登校児よりの部分的不登校児だと、受け入れしてますがね。学院榴ヶ岡に至っては30日以上休んだ子は受けるだけ無意味になりますしね。受け入れてないというよりも、拒否って感じなのでね。

それともう１つ、

真正不登校児の場合、必ず予め私立高校側とセッションして、私立高校の入試課の人に事前相談は必須です。

普通に元気な中学生みたいに、オープンスクールに行っただけとか、資料請求しただけとか、ベロっと願書出してってやったのではダメなんですよね。

になるんですよ。

残念ながら、こういうのって中学教師たちは知らないんで、無難にサポート校か貞山を勧めるんですよね。大志だと定員割れしてないから、落ちる可能性もあるので、中学は勧めてこないですけどね。

中学教師って、セッションするとか、事前交渉するのを嫌うんでね。彼ら彼女らは忙しいので、時間取られるの嫌うんですわ。

なもんで、面倒臭くないサポート校と貞山が中学教師たちからは好まれるんですよね。これらだとベロっと願書出しても受かるから。