個人的に前期を受けるメリットと言うのは、非常に少ないと思います。
フォローしてるんで、イヤでもツイッターを見てみると、やたら彼氏とラブラブプリクラ、会うとすぐスマホちょしだしてくるしね…
前期選抜を受けるメリット
①内申や大会実績がいいので、後期受験よりも格上を狙える
②基礎三科目の成績だけやけにいい
基本的に、うちの生徒の場合はこのいずれか1つを満たしている場合だけ、認めています。
基本的に通常、前期選抜を受けた人は逃げだと思います。が、その逃げた結果、高校に入ってから高い代償を払わなければならないって思ってます。
『早く入試を終わらせたい=高校入学後のことなんぞどうでもいい』と同義だと、私は思ってます。
うちで前期選抜を受けて受かった子は過去に3人居ます。
1人は泉館山(女)、もう1人は向山理数(女)に、そして三高理数(男)に進学しました。
男子はちょっと別にして、女子が前期選抜を受けるメリットはやはり『ジャイアントキリング』のためなんです。
泉館山に行った子も、向山理数に行った子も、どちらも後期選抜だったら受からない子だと、私は思ってました。
で、幸い泉館山も向山理数も前期選抜は物凄く低倍率なんですよ。なもんで、受ければ受かっちゃうも同義なので、私は前期選抜受験を許可しました。てか、許可しないとジャイアントキリングが出来ないと踏んだからです。
この2人には共通したとても大きな特徴がありました。それは、『学校のことは卒なくこなす』人なんですよ。
残念のことに、中学生時に学校のことは卒なくこなす子は、もれなく高校では落ちぶれるんですよ。
理由は、昨今の公立高校は通塾率が低いので、その分高校側が学生をコントロールしなくてはならないんです。で、その結果、
仙台三高
宮城一高
仙台南高
仙台二華高
泉館山高
仙台向山高
宮城野高
仙台三桜高
多賀城高
仙台東高
仙高
これら上記の公立高校に行けば、処理し切れない宿題量を課して来るんですよね。
なもんで、いくら中学校で宿題を卒なくこなしていた人でも、消化不良になります。この膨大な宿題量をこなせる人なんぞ、ほんの一握りじゃないかな。てか、私、宿題をさばき切ってる公立高校生、未だに見たことないです。
ことに、前期選抜に逃げた人って、そもそもメンタルが弱いんですよ。ぶっちゃけ南高なら三高や一高後期選抜で受かれるはずの素材なのに、わざわざ超ドM的に南高前期選抜を選んだ、ナンバーに怖気ついただけの存在なんです。
そうしたメンタルの人が、そもそも高校入学後に、上位に居られるはずなんて無いんですよね。
おまけに二月初旬で合格して、勉強の手を止めてます。後期選抜の人たちと違い、一カ月のブランクが空くんですよ。
スポーツでもそうですよね。
一カ月のブランクがあると、その一カ月のブランクを埋めるのには、かなりの努力が必要です。
しかし、この一カ月のブランクを埋める努力をした人を、私は見たことがありません。たいがい、入試が遠いシーズンのような、いつも通りの生活をしてしまうんですよね…
そして、高校に入ると、女子には特に苦手な作業を高校側は暗に要求して来ます。それは、宿題の取捨選択です。この宿題は必要か不必要か、それを自分の能力や志望校によって瞬時に判断して行かなくてはなりません。
中学校のように、宿題全部をさばこうとすると、時間が足りなくなるんですよ。そうなると〆切に間に合わないか、ただ答え見て間に合わせただけになるんでね…
だから、高校に入ると、JKはやたら中学校時代の五科目230点くらい取ってる男子中学生っぽく私には見えてしまいます。
こいつ、本当は頭いいのに…
どうしてココまで錆びれてしまったんだろうな…
フォローしてるんで、イヤでもツイッターを見てみると、やたら彼氏とラブラブプリクラ、会うとすぐスマホちょしだしてくるしね…
嗚呼(〃´o`)=3 フゥ
ほんとため息が出ます…
こうなると、
男子の中二
女子の高二
って、ダブル揃い踏みのお母さんって、ホント気の毒に感じます。まさに、ダブル受験の親御さんね。
娘が大学受験で、息子が高校受験
娘の評定はそこそこ、息子の内申は悪め
結局娘は国公立落ちまくって学院大、息子は先のことを考えて学院榴の特別推薦って、選択に落ちつきがち…
だから、女子の大学一般入試受験と、男子の公立高校受験って、ホント酷っすね。
武装も補給も無いガダルカナル島奪還作戦
玉砕覚悟でただただ長引かせるだけの硫黄島防衛作戦
こうなるんですよね…