最近、正月特訓の準備・段取りであくせくしてますが、指導時に過去問をやってるとふと分かることがあります。
宮城県公立高校入試問題は大別して3つの時期があります。
〜平成15年:普通期
平成16〜24年:選択問題期
平成25〜今(現中二まで):前期後期制期
とね。
普通期の宮城県公立高校入試問題の平均点はだいたい五科目240点時代で、関数の問題はだいたい大問4か5でしか出て来ないので、とても難しい時期でした。
で、選択問題制になると、平均点が250〜280くらいに上がり、関数の問題が大問2か3で出るようになり、やや易化しました。
そして今。前期後期制になり、平均点が300点時代になりました。これにより『より内申ゲーム』に拍車がかかってますね。以前より逆転劇が減ったように思います。逆転劇がある高校の代名詞になってるのが、
①仙台一高
②泉高
③仙台東高
④県工
⑤市工
⑥利府高
⑦宮城野高
の七校に絞られたような気がします。
ほとんど内申比重が3:7の高校か、男子率が高い高校か、低倍率高校にね。内申低い子は事実上、この七校しか選択肢が無い事実…
最近、菊池さんのブログで『一高・ニ高は内申見ないのは都市伝説だ』って言ってましたが、特に一高はまあ内申見ないってのは言い過ぎですが、内申軽視傾向・得点力重視傾向があるのは事実のようです。通信簿オール5の得点力が低い田舎の子は落ちてるのも事実だしね。
でも『一高』って言う名前だけで腰が引ける人も多くいるのも事実で、ハートが強い内申の低い得点力がある子は受かってますね。3.6でもね。
普通期の関数は必ず一問解けませんでしたが、今の関数は慣れさえすれば、全然解ける寧ろ得点源になる入試問題ですね。証明問題も必ず一問解けなかったので、この頃の数学は事実上、90点満点でした。
今は大問も四問までになり、問題数も減りましたからねぇ。まあ正確に言うと問題数は減ってませんが、計算問題が増えて、より以前に比べて大問1と2のミスが許されなくなりましたね…数学の大問1と2は取って当たり前な時代ですからねぇ…
社会の論述問題も以前は10問はコンスタントに出てましたが、近年は平均8問と減ってきてますからねぇ。でもそれでも論述問題対策は必須ですがね。
唯一難化してるのが、作文と英作文ですかね。作文はこれまでのパターン化暗記法で芋づる式で17〜20点答案を作成出来たのが、パターンを崩してくる問題が出て来てますね…英作文も問題文が英語で出てくる成績悪めな子にとって、対策したかしないかでだいぶ得点能力に差が出て来ているし、かつノー塾の1人で勉強してる人的には、作文と英作文は独学しにくい問題の年が近年は多いですね…てか、塾もかなりこの辺り軽視した指導してますね。
だから、近年、うちの正月特訓に来る需要で一番多いのが作文・英作文の対策やってください!なんですよね…ネットで有名なK塾も、大手のあの某H塾もあんまり作文・英作文の対策は軽視してるのでね。
なもんで、正月特訓では手が空いてる私は事実上、この作文・英作文の対策のための添削ばかりやってますがね。
そのせいなのか、最近、作文や英作文が得意な人が多い女子なのに、男子と大した変わらない得点能力になってて、差がつきにくい現状になってます。故に、この作文と英作文は何気に対策した人としてない人の差がはっきりしますね。
男子だと平気で作文・英作文を斬って、白紙で提出してるのを悪びれない人すら居ますからねぇ…
シ、シャアだ
あ、赤い彗星だ
ににに逃げろ、逃げろ〜
しかも作文・英作文斬って逃げた人の不合格率めっさ高いし…
まあ手前味噌ですけど、うちの生徒たちは目下、作文・英作文対策をめっちゃしてます。特に成績悪めな子たちが軒並み英作文0点→英作文8点満点、作文0点→作文17点答案連発と、こうなれば市工や釜高や広瀬の判定がC→A寄りのBに変わってしまいますわね。
たかはし再生工場🏭にようこそって感じです^ ^
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です。まだ多少無茶なスケジュールではありますが、4コマ空きがありますので、宜しければ、家庭教師考えてみて下さい。
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