仙台市内の全日制公立高校、これらを私はジークフリートと呼んでいる。
ジークフリートとは
市工こと仙台市立工業高
西高こと宮城県仙台西高
広瀬こと宮城県宮城広瀬高
松陵こと宮城県泉松陵高
のことだ。これにまあまあ仙台市に近い高校2つ(釜高とナト北)を入れて6校の総称を言う。
で、これら6つの高校に入る最低限の内申点のことをジークフリート線と私は呼んでいる。
このジークフリート線の数字が
評定3.0の117点
だ。これを上回ることが出来ないと、まるで断崖絶壁を登るような厳しさがある。
このジークフリート線の中で、今年度から定員が削減される塩釜高と泉松陵高校と市工の建築科だけ、倍率が高いので、この3校3学科は117点では足りなかろう。
また、市工はその年その年でにわかに人気のある学科が出てくる。
ジークフリート線上にあっても、
倍率が1.5倍を軽く超過してきたら、117点では難しいし、かつ高い内申を誇る女子が多く志望する女子率の高い公立高校でも117点では難しくなる。
昔はジークフリート線にあった仙商は、倍率が高く、女子率も高いので、いまはジークフリート線から外れているのはそのためだ。また、釜高は仙塩地区では人気のある高なため、1.8倍超が通常だったが、一昨年は1.18倍、昨年は1.51倍と人気が落ちて来た。おかげでこちらはジークフリート線に戻ってきた。
また、同じく釜高のビジネス科の女子比率が大幅に低下し、男子比率が戻ってきていま五分五分まで押し返して来たので、こちらも随分とラクになった。
家庭教師の最大にして最高の仕事が、
この内申117点の評定3.0超えをもたらすことだと、私は思っている。
時折内申117の評定2.9と言う人もいるが、この評定が0.1違うだけで、かなり天地の差になる。また、評定3.0の内申115くらいなら許される範疇かな。
ちなみに、評定2.9になると、この中では市工と広瀬と釜高ビジネス科と利府高スポーツ科の四択になるでしょうね、事実上。