家庭教師の菊池さんも特集記事で書いてましたが、私は菊池さんとは違う視点で書いてみたいと思います。私はどちらかというと中学生の立場にたった視点で書こうと思います。
よくお母さんは
『うちの子、勉強してない』
っと言いますが、当の本人は、
『勉強してる』
っと言って、いさかいになりますよね、この時期。
なかには私的には、『この子結構勉強やってるなぁ』って思ってても、お母さんは全面否定なさるご家庭があります。うちの生徒で言うと、リューク君ママさんが代表例かな。
だから、子ども目線で考えると、
『うちの母ちゃん、どんだけやったら勉強やったって思うのよ…』
って思うんですよね。結論から言うと、恐らく学校から帰ってきて、寝るまでずーっと勉強して、かつ食事中や入浴中やトイレ中でも勉強しないと、お母さんは多分『勉強してる』とは言わないと思います。
ちょっと休憩しただけで、『勉強しない』って言いますからねぇ…
なもんで、私的にお母さんが言う『勉強してる』は、
逆に、中学生が言う『勉強した』は、
少なくとも、私はそう感じます。
だから、中学生の『勉強した』とお母さんの『勉強した』とでは、かなりの違いがあるなぁと思います。
私はいつもいつも『お母さん的な『勉強した』のレベルをもっと下げてあげられないのかねぇ…』って、毎年思います。
母親故に心配になるのは、私も凄くよく分かります。でも、いささかハードルが高過ぎるんじゃないかなぁっとね。
それと、母親は女性であるが故に、どうしても『ダメ出し』が上手いので、子どもの悪いところに目が行きがちなのも、このハードルの高さの違いに拍車をかけてるんじゃないかなぁと思いますね。
私、思うんですよ。
この中3の時期に、スマホをまだ持たせている母親の良識を、私は疑います。ネットでツイッターのフォローしてる子で『この子、中3なのにまだスマホの刀剣乱舞ってゲームやってるのかぁ…まあMITFIKSのI中(旧仙台北学区の方のI中)G部の子で、私は宮一A判定だからって余裕かましてるよなぁ…』。私、この子にちょっと注意したら、めちゃくちゃ噛み付かれましたf^_^;この時期に宮一A判定なら、普通は一高か三高に志望校ランクを上げてもいいんですけどね。でも頑張りたくないんだろうな…
話は脱線しましたが、もう1つ、私は母親の良識に疑念を持つのが、『この時期の中3の部屋にゲームやマンガ本が置いてあるご家庭』です。部屋サボってくれと言わんばかりな気がしてなりません。
ぶっちゃけ、それで『お母さん勉強しろはねぇだろ(〃´o`)=3 フゥ』って、毎年思いますね。
家で勉強しない一番の原因は、
中3の子の部屋に誘惑物があること
では無いかなぁって思います。
理想的なのは、中3のお子さん自身のクチから、自主返納させるのがもちろん一番いいんです。
でも、出来ない場合は、模試の点数で縛って、スマホを取り上げたり、マンガ本を没取とかブックオフに出張買取させるとかした方がいいのでは無いでしょうか?
ただ、没取もお子さんもお母さんが隠しそうな場所とか、長い親子関係でバレてしまってるんですよね…なもんで、職場のロッカーに持ってくとか、車のトランクに入れるとか工夫して欲しいです。
そうやって、まずはお子さんが勉強するような部屋環境に模様替えすることをお勧めします。
そうやってから、お母さんは『勉強してるしてない』を論じて欲しいです。