特に今年の中２はすでに非常事態宣言してる都合上、ワークを出さないことが常習化してる子が多かった。
こうなってると、一番大事なのがオリンピック精神だ。まず出すことに意義がある！と、思うからだ。宮城県内の中学では９割強いの中学で、テスト前にワークを出すことが義務付けられている。
が、一定数それでも出さない中学生がいる。そういう中学生を持つ親御さんには、私は『家族総出でワークをやってください。本人１人でやること自体不可能ですから！』と言っている。もちろん私もその子のワークをやります（笑）
で、さらにその中でも一定数、私にそう言われても親御さんが一切手を貸さないで、本人任せにしたがるご家庭がある。こうなると、最早いくら私の剛腕（？！）で点数を取らせても、内申が上がらないのよね。何故なら、こういうご家庭に限って、通信簿や点数しか見ようとしないから…そして『勉強やんなさいよ』と、口で言うだけで、内容を見ようとしてくれないから…
そんなこんなだから、そう言うご家庭の生徒に『途中式書け！』と、私が言ったところで書かないんですわ。なもんで、こうなると言っても無駄だから、私がワークを分捕って自らワークに途中式を書くんですわ。彼ら彼女らは評定取りたくないんですよ。面倒臭いから。
で、その一方で私的には『しかしよくもここまで子どもを放っておいたな…』と、胸に気の毒さが去来する。なもんで、何とか通信簿取らせたい一心で、私はワークをやっちゃうんですよ。事実、私がワークに介入しただけで、通信簿が今まで９科21→25というように、目に見えて通信簿が回復するのだから。
でも、それだけやっても、どうしてもオール３にはならない。何故なら、特に男子の鬼門であるプリント提出（主に国語や社会や理科に多い）と、授業態度・学習意欲で評定を決める授業（主に技術家庭や保健・美術・音楽に多い）と、ノート提出（国語や社会や理科に見られる）があるから。
基本的に、私は通信簿９科オール３未満の男子のプリント出した・ノートちゃんと取ってますは信用しません。てか、プリント全部持ってる訳ねぇだろ・ノート100％とってるとはいえないだろっと、思って決めつけてます。口で言うよりも、ちゃんと取ってる女子のノートを借りてきて、ちゃんと取ってるかどうか突合してみるまで分からないと思ってるからです。それで突合した際に、ちゃんと取ってればピタっと合うので、その結果しか信用しないので。
甘々なお母さんみたいに、口で『ノート取ってるの？』とか、『プリント全部あるの？』なーんて言うだけの甘々なチェックを私はしません。私は基本的には公立高校に行って欲しいから、チェックは厳しいんですよ。
今年、合宿に来てた中３の男子で、中２・中３と２年間使う歴史のワークなのに、中３にもなってワークに折り目がついてなかったって子が居ましたが、ここまで酷いと私はある意味菩薩像のような憐れんだ表情になってしまいます。親が全然勉強面のことを見てないんだろうな…とね。
だから、子どもの通信簿を改善したいのなら、まずは親がプリントチェック・ノートチェックをして欲しいんです。１週間に一回でいいので。最悪せめてテスト前だけでもいいので、やって欲しいんです。
で、突合するために女子をお持ちのママ友仲良くしておいて、そのママ友の娘さんから突合するノートを借りたり、そのお母さんからプリント情報を聞き出しておいて、常にチェックする体制を整えるべき！なんです。
点数だけ取れてても、昨年のサウンド君や灰崎くん、カルロストシキ君みたいに、400点オーバーなのに内申がオール３かオール３に毛が生えた感じの子すらいますから。そう言う子は大概、プリントかノートが内申もらえない主原因なのでね。
だからそう言う場合だけは結果を追い求めてください。ワーク・プリント・ノートは100％出すのが当たり前なんで、親御さんや家族総出で写して出させてください。プリント失くしていれば、ママ友ネットワークでプリントやノートをゲットして、写させて提出させてください。
口だけでチェックして、アクションを全く起こさない親は、教育上良くないです！