東北学院榴ヶ岡高校その２

前の続きです。要は学院榴の中堅校筆頭格と比べた場合のお得感をお伝えしたいだけなんです。

正直国公立大学のそれはまさに中堅校の筆頭格の進学実績そのもの。

問題は学院榴の指定校推薦の豊富さでしょうね。

この中堅校の筆頭格の中で最も指定校推薦枠がいいのは総合学科のある宮城野高校でしょう。ここの指定校推薦の筆頭格には「早稲田の人科（早稲田大学人間科学部）」があります。で、それに対抗すべく学院榴にはICU（国際基督教大学）があります。実質的に早稲田の人科よりも位置づけ的には上でしょう。

で、MARCHですが三桜・仙高からは法政が１ずつ、富高で中大１・法政２・明治１、東で法政２・明治２・中央１なので、まぁ東北学院大学への進学実績を除くと、国公立大と他大では富高・仙高・東高とはイーブンかな。

学院榴の著名大学の指定校推薦枠は偏差値順に、ICU１・東京理科大２・青学２・明治２・中央大２・同志社１です。三桜や富高・東・仙高と比べると、学院榴の方がやっぱり指定校枠がいいですよね。

個人的な学院榴と中堅校の筆頭格との比較したお得度（※学費的なことは除きます）は

宮城野総合＞学院榴＞三桜（女子の場合）＞多賀城・宮城野普通＞三桜（男子の場合）・東＞仙高・富谷という感じかなぁって思いますね。偏差値とは相反しますがね。

偏差値だと

宮城野総合＞宮城野普通＞三桜＞富谷＞学院榴＞仙台東・仙高＞多賀城の順なのですがね。中堅校筆頭格では偏差値が一番低い多賀城が、皮肉にも一番進学実績がいいと言うのはカラクリがあります。

それは仙塩地区の経済事情の悪さなんだと思います。多賀城や宮城野の国立大進学実績がいいのは、そういうところなんだと思いますね。逆に富谷や仙高のある地域は裕福なご家庭が多いことも進学実績に如実に表しているんだと思います。無理して田舎の国立大学にいくくらいなら学院大でいいよ的なね。

他の中堅校（利府・西・名取北・宮城広瀬・塩釜）とだったら、学院榴の圧勝でしょうね。もし私の子どもで中二・中三の評定が５９以上あったら、宮城野普通・三桜・東・仙高・利府・西・名取北・宮城広瀬・塩釜に行くくらいなら、学院榴にやりますね。

ただ、そうなると宮城野普通と多賀城の場合は学院本校のⅡ類の推薦入試と比べることになると思うので、そうなると学院本校に負けますがね。３．６以上あるんであれば、宮城野や多賀城よりも学院本校に行った方が得になりますね。

しかも学院榴の特別推薦は昨年度から

中二・中三の評定合計54（つまりオール３、評定3.0）で合格！

になったので、最早、私は釜高や泉松陵や利府高や仙商や県工・市工になんかやる意味があるのか？ってすら思えてならない。

これらの高校から苦労しても、学院大に行けるかどうかすら分からないのに、学院榴に入れば、ちょっと勉強しなくても労せず学院大に行けてしまうなんて、オイシ過ぎるもんなぁ。

もうちょい宮城県民はお金払ってオイシイ進学しようとすべき！

金を出し惜しみして、やれ釜高だ泉松陵だ利府高だって、やっても安物買いの銭失いなだけだって、私は声を大にして言いたい！

とりま