テストが終わって、うちの生徒たちは入試対策にシフトし始めた。
今日はリューク君のテスト後最初の指導だった。合宿後にゾーンに入ったが、まだゾーンから抜けてないので、このまま行っては最後までモタないのも分かり切っているので、そろそろゾーンアウトする頃だと改めて認識した。ココって時にゾーンに入れて上げたいなぁ〜って思う。ただし、今度は私の誘導ではなく、自力でココってところで入ることだけどね。
今日は序盤、本人的には勢いに駈ってて早っているようだったので、敢えて今後の当面の中期的なビジョンを示し、とりあえず三ヶ月を目処としたやるべきことを話し、それから入試対策にシフトした。
勢いもあって、序盤は私の予想以上だったが、後半はこちらの想定してる感じで、本人も『アカンな』って実感してくれたんじゃないかなぁと、思った。
当面、うちの生徒たちの入試対策メニューは以下の通りだ。
①英語→英作文で8点満点を取る。序盤は8点取るためのカタを身につける
②数学→宮城県の公立入試は大問1・2だけで60点ちょいになるので、ココを完答全問正解する。そのための最大のハードルは確率の二問と空間図形をきっちり取れるように鍛錬する。関数は現状、まだ中学で二次関数が終わってないので、二次関数が中学で終わる頃までに確率と空間図形をアジャストすること。それから中学で二次関数が終わった頃合いで関数に着手する。で、中学で相似が終わるまでには、関数をある程度目鼻立ちさせること。マスターするまで年内いっぱいかかるはずなので、そう焦って証明に手を出さない。どうせ入試当日、時間切れで仮定書ければ上等になるはずなんでね。
③国語→作文で採点者の意地悪度合いもあるため、20点満点は採点者の資質にもよるので捨て、17〜18点で最良とするので、まずは17〜18点をコンスタントに取れるように、カタを身につける。高得点取るには、どんなことを書くと取れるのかを実感する。そして40字問題でどんな問題でもしっかり5点取れるように、数をこなして場数慣れする。
③理科→一番出題頻度が高い化学変化、ことに毎年出る『化学反応式』はイージーなものでもハードなものでも何でも書けるようにする。ココをクリック!←便所やらベットやら食卓やら家中にベタベタ貼って暗記する。リューク君ママさん、本人に言い忘れたので、プリントアウトして貼って、ながら勉強で時短する。これが出来ればあとは還元・中和・化合比をしっかり取れるように鍛錬する。運動とエネルギーは学校でやり終わり次第、過去問に着手する。
⑤社会→とりま歴史メイン。ことに江戸と明治時代は宮城県では毎年2〜3問出るので、江戸で11点・明治で8点ゲットを想定して、社会の自主学習歴史2・3
地理は宮城県は関西以西が突出して出題されるので、まずは九州→四国・中国→近畿→中部→九州→四国・中国→近畿→中部…∞と無限ループして西攻めを、やはり社会の自主学習地理2
世界地理は確率的にどこが出るか絞りにくいし、仮に絞れても教科書で習ったところからストライクゾーン半歩外してくるので、なかなかどハマりするものでもないので、とりあえず社会はこれらが眼下の敵だ。
ってことを話して来ました。まあリューク君だけじゃなく、中3全員に話すけどね。