昨今はインターネットの普及で様々な情報が溢れている。ゆえに、中学生の立場になって考えてみると、
情報が有りすぎて、何がいいかなんて決められない世の中
なんじゃないかって思わなくはない。
今時の中学生で夢がない、やりたいことがないって人が
女子って、負けん気がやっぱり男子に比べると、とても欠如してるんですよね。ただし、例外もいます。それはヘタレ兄貴が上にいる女子(笑)です。
うちの生徒だと、インテルちゃんやリューク君妹さん、小梅太夫ちゃんなんかがそう。何気にりかちゃん先生がズバリそうだ。
上にヘタレ兄貴がいる女子は、
すべてにおいてヘタレ兄貴になんぞ負けたくない!
って、思うんですわ。このヘタレ兄貴の存在自体が、彼女たちの躍進の原動力になっているんですよ。まあ当の本人たちは、それを認めないですがね。
男子の場合、兄弟姉妹になかなかマークするってのが難しいんですよね。なもんで、同級生や友人に対してマークしていくのがセオリーかな。
私が中学生だった時がまさにそうだった。同じクラスにいた小野寺勉くんっていう子がそうだった。彼はイケメン・頭がいい・スタイル良い・スポーツ万能・女子にモテモテっと、天に二物も三物も与えられし男子だった。
イケメンでも無ければ、女子からはモテモテではないし、運動オンチの私からすれば、はっきり言って忌々しい以外の何者でもない存在。それが小野寺勉くんだった。彼はいつも学年で8位くらいで、常に私より何でも上をいっていた。
そんな私でも唯一勝てそうだったのが、勉強だった。彼とは中二の時に同じクラスになり、中二から意識するようになった。中二から中三まで、あの当時の利府中(あの頃、しらかし台や利府西中はなかった)では、一年に5回の定期テストがあり、まあ中三の学年末テストはガン無視だったので考えないとして、9回その小野寺勉くんと対決して、私は2勝7敗だった…勝ったのは中二の一学期中間テストと、中三の一学期中間テストの二回だけ…
でも、私は彼の存在が勉強する原動力になった。私は生粋のマーク屋だったので、こうしたマークする人がいると力を発揮するタイプだった。中一の時も友達の大谷くんをマークしたのだが、5戦5勝してつまらなかったしね。が、高校では不貞腐れていたので、そもそもマークしたいって人自体がいなかった。
なもんで、私は思うんですよ。
これだけ情報が溢れている世の中なので、なかなか将来の夢を持つって難しいんですよね。でも、手短にいる同級生をマークして、こいつにだけはぜってー負けたくない!って、存在がいると、頑張れるんじゃないかな。私はそう思う。
しかもそのマークした人にたまに勝てる時がある人、背伸びすれば届く人ってのがポイントなんですよ。
それと話しは脱線しますが、先ほどの小野寺勉くん。実は何故か利府高校に進学したんですよ。彼より順位が上の人はニ高や一女に、彼より順位が下の人は三高に進学したのに勉くんは利府高校を選んだのですよ。私は彼は最低でも三高には進むと思っていたので、とても意外でした。
利府にはこのように、頭がいい割には不思議な進路を取る人が結構いるんですよ。未だにね。
私の知ってる人で利府中の学年2位の人が利府高に行ったし、利府中の学年1位の人が松島高校に進んだ人も居ました。勉くんの近くに住んでる美人の二階堂恵ちゃんも一女鉄板だったのに、何故か多賀城高校に進学したし。あと、13位くらいの人なので、三高くらいには行けたはずなのに、何故か塩釜高校に進学したりと、謎進路な人が時々いるんですよ。
田舎クオリティ
と私は呼んでます。でもこの田舎クオリティの人の共通項なのが、ノー塾なんですよね。塾に行ってないのに頭がいいので、多分世間が狭いんだと思うし、遠出したがらないんだと思うんですわ。
仙台市内の人には分からんだろうな。てか、私でも分かりません。子ども心に理解出来ませんでした。