宮城県の高3生、つまり大学受験生を、私は初めて今、教えている。
宮城県の高3生は、部活に明け暮れてる高3が多く、事実上6月末からやっとやっと受験勉強を始める…
なもんで、みな口々に『時間がない』と言って、英語長文の精読をしたがらず、スキミングで読みたがるんだよなぁ〜
私は大学受験のときに、早稲田予備校の井川治久先生を師事していたのですが、その井川先生は『これでもかぁ〜』ってくらい長文精読をさせていた。と言うよりもむしろ井川先生はこの時期、問題を解くことよりも、英語長文を読むことに重きを置いた指導をしていたので、高3がやたらと問題を解きたがることに違和感しかない。
それは、あたかも草野球チームの野球選手が、メジャーリーグの試合に出るようなもんで、大した練習もしないでメジャーリーグの試合なんか戦えるはずなどないってことをちょっと考えれば分かるはずなんだがなぁ〜って、思わずには居られないんですよ。
しかし、とにかくやたら時間がないことを強調して来るのが痛いところですね。で、この状態で国公立こだわりがあるんだから、困ったもんだと思わずにはいられません。こちらサイドとしてはね。
残念ながら、高校生が家庭教師を求めるってことは、こういうことなんですよね。
そう、あたかも中学生が公立高校公立高校って言って、5教科200点以下の人を教えているのと、なんら変わりばえがないのですよ。
そう、
ペリリュー島の戦い
なんです。
中学生の親御さんにははっきり言っておきます。
国公立大学に行って欲しいなら、最低でも仙台三高に入らないと、無理だと自認してください。
二華・宮一でも30%程度しか受からないんですから。
三高入れない時点で、私立特進特待にでも入れないと、国公立大学なんて無理ですから。
ぶっちゃけ、中野中や高砂中からナンバースクール狙うくらい凄惨な戦いだと、私は思います。