私がよく生徒達に、
ゾーン
それは、考えて勉強したのではダメだということだ。即ち、反射的・感覚的な速さで問題を解くことが要求される。
今朝、二華中への道の道場長さんのメールマガジンにも、同じようなことが書いてあったが、あれはまさに
ゾーン
反射的・感覚的なスピードで問題を解くためには、何千・何万回と勉強をして初めて行き着くものだと思う。
これは勉強に限らず、ある種の練習を何千・何万回と重ねたものだけが到達する領域だと思う。雑念があるとゾーンには入れないのだ。無我の境地とでも言おうものなのかも知れない。
なもんで、このゾーン、どちらかというと男の方が入りやすいと私は思う。理由は男の方が1つのことに没頭しやすいので、自分の持ってる能力を超えた能力が発揮しやすい特性がある。その代わり、男のデメリットは視野が狭い。
逆に女は生物学的に1つのことに没頭しにくい性質を持っているが、その代わりに男よりも視野が広いので、危険予知・回避能力が高いので、男よりも長生きしやすい。
故に、小学生のうちに、この勉強的なゾーン体験を済ませておくと、その後、ゾーンに入りやすくもなる。
ただ、小学生の時はイレギュラー的なゾーンの入り方をするが、中学→高校→大学と学年が上がるにつれ、イレギュラーではなく、自分で自力でゾーンに入る方法を見つけなければならない。
そのためには、今のご時世だと親がそれを導いて我が子をゾーンに入れなくてはならない。私らが子どもの頃は、親がそんなことをする世代ではなかったので、もっと大変だったがね。
ゾーンに入りやすい方法もある。小学生がゾーンに入るトリガーとなることがある。それは
①好きなこと・興味があること
②何千・何万回とやった習慣化するまで鍛錬させること
だと思う。
将棋の藤井聡太四段は①タイプでしょうね。が、こと勉強は②タイプにならないとなかなかゾーンには入れないものだ。
たまたま私は小学生の頃から社会科が好きで、社会科に関しては①タイプで、英語と国語は②タイプのゾーンに入ることが出来た。
もちろん①タイプの方がゾーンが深いが、これは大人が幼少期から興味を持つように誘導するパターンと、不意に子どもが興味を持つパターンがある。
いずれにせよ、大仕事をやってのけるには、なかなか中学生以上の年齢からは急にはゾーンに入るように誘導出来ないものだ。
ゾーンに入りやすい最大の要因は
幼児体験
ではないかと思う。
私がゲームをやってる時に、ふと気がついたのが、大学受験へと誘うことになったがね。