基本的に、うちの講師採用には面接しません。理由は『弟子』だから。元生徒なので必然的に面接が要らないってだけです。
うちの場合、受かった高校によって生徒のレベル配分がされるので、A講師が市工出身の場合、その講師の出身高校である市工以上のレベルの生徒を振り分けないことにしているのだ。
理由は『その子の分からないが分からない講師をあてがわない』ためである。だから、生徒のレベルだけでなく、講師もレベル別に教えているというだけなのだ。
だから、例えば市工希望の生徒甲には、市工出身の講師Aをあてがわえば、必然的にその講師Aが分からんことまでやらなくていいと言うのが実感出来るのだ。市工に受かってる講師Aを通してやり過ぎや、やらなさ過ぎが実感出来るようにしている。そう、講師Aは生徒甲の志望校の合格者なのだから。
案外、生徒はどれぐらいやればいいと言うのが分からないものだ。またやり過ぎや、分からないのにガムシャラに無駄にやりこんでる場合もあるので、その講師Aが要不要のフィルターになる。
また、その講師Aを通して、志望校の情報も耳にすることも出来る。オープンスクールや中学・塾では絶対聞けない志望校の裏話も聞けるのだ。
だから、テスト対策・合宿・正月特訓では、志望校別の元生徒が教えに来るって訳。入学すればその教えに来ていた講師が先輩となるので、志望校に入っても必ず知人が居ないと言う状況にはならない。
また、一度元生徒が教えに来て、指導がビミョーだと、次回は無いと言う事実もある。基本的に合宿は経験者を配置するようにしている。