私はたまたま館地区に住んでるので、知ってるが、いじめがあるとまずされることが、地域ぐるみで箝口令を敷くことだ。
館の例だと、中学校内はもちろんのこと、PTA、地区町内会にまでお達しが回ってくるからだ。
これには理由がある。そう、マスコミが嗅ぎ回っているからだ。マスコミがしらみ潰しで中学生がいるご家庭からコメントを貰おうとするからだ。しかも、だいたいが在仙局ではなく、在京キー局か新聞・雑誌社だ。これがかなり執拗に来る。我が家にも新聞社2社と在京キー局2社が連絡してきた。電話もあるし、直接インターホンで直撃して来るのだ。
結局私は思うんです。マスコミが嗅ぎ回ってることが、結果的に本当に出て来なければならない情報は出て来ないように誘導させられている気がする…
そのくせ某大型無記名掲示板には、いじめた本人たちの写真や住所、本名などが晒されているのだ。怖い世の中っすね…このせいで、いじめた側は余儀なく転校せざるを得ない状況になる。しかも転校先まで晒されるので、いじめた側は結局3〜5回くらい転校を強いられるのだ。犯罪者っちゃあ犯罪者だけれども、犯罪者じゃないっちゃあ犯罪者じゃない。何故なら未成年なのだから。
しかも全く関係がない家族まで巻き込まれてしまうと言う実情がある。上下に兄弟姉妹がいようものなら、今度は兄弟姉妹が学校でいじめに合う始末だ…親は職場に行くのもままならなくなるしね。
ちなみに、館では転校しなかった人がいたらしいが、その某大型無記名掲示板に晒された都合上、常にマスコミやら野次馬が張り付かれて外出すらままならなくなる状況になる。
ココまで来ると、どうなのかなぁっと思わなくはない。自業自得と言われれば、それまでだが、いじめた側とて中学生だ。大人なら確かに自業自得なのかも知れないが、中学生はまだまだ未熟なものだし、彼ら彼女らにも生活があるのだから、どうなのかなぁっと疑問符がつく。
これがいじめがあった中学校区の実情だ。向こう数年間は地区レベルで箝口令が敷かれ続けるのが通例なのだ。