宮城県の私立高校と公立高校の差をビジュアル化すると、
偏差値65以上
公立>私立
偏差値57〜64
公立=私立
※学費だけ考えると公立<私立
※このレベルだと特待もらえる
偏差値50〜56
公立<私立
偏差値20〜49
公立<私立
かな。
現状、公立で言えば宮一・二華(二華中は除く)・宮城野総合・館山・泉高・向山・南を私立と比べると、全く差がないと思いますね。
自由を求めるなら、宮城野総合か向山
制服の可愛さを求めるなら、館山
中途半端な介入を求めるなら、南
塾代と学費ケチりたいなら、私立特進特待
という選択になると思いますね。
うちの元生徒たちをみていると、宮城野総合は部活がないから別にして、他の向山・南・二華・宮一の人たちは総じて部活オンリーな高校生活を過ごしてる感じがします。
ただ、二華に進んだ男子は意識が高いかな。得点力だけならニ高に匹敵する内申クソな連中が二華に行ったので、みな二華中出身者を出し抜こうと頑張ってる感じがします。サウンド君とハヤシライス君を見てるとそう思いますね。
でも、女子は二華高に行くと、なんか館山とか南と変わらないで、女子とたむろってしまうので、男子目線的には女子が幼く見えると言いますね。
同様なことは他の公立高校にも言えますね。女子がやれ恋愛やバイトとかに関心がある一方で、男子はもう評定や学校に期待することを辞めて、早めに塾に入り、己を鍛錬するモードに入っている感じがとてもします。
高校生になると、男女でかなり差が出てくるのでね。
男子は非学校化が進み、女子は殉学校化が進む。
で、一番中途半端なのが、女子の評定3.5から3.8くらいの子ね。いい大学に行くには評定が足りないし、かといって入れる大学にさっくり行くのも物足りない。しかし、進研模試や河合模試を見ると偏差値50プラプラで学院大程度なら行けるけど、他はちょっと…
しかも親からは県内または通える山形に制限されてるので、もうすでに自分では宮城大や山大に届かないことを明確に気づいているので、能率が上がらない…
これって、まるで中学生が松高・釜高・松陵・ナト北・西高・市工に届かないので腐り出す子と似ている縮図ですね…
悲しいかな、国公立に行くなら、評定4.0を軽々オーバーしてAO入試を狙うか、五教科六科目を総合的に上げてくしかないんですよね。
が、そうなってくると、足枷になるのが高校の定期テストと、高三になると無駄に多い模試の回数なんですよね。
高三になると、無駄に多い模試受験のため、しばしばこの模試受験のために、勉強時間を取り上げられます。そうなると、ジリ貧なんですよね。公立高校だとみなこうです。この時期になると、公立高校は一部の優れた優良人種だけを伸ばす施策に舵を切ります。
ところが私立だと、生徒ファーストで、公立高校みたいにガッチガチな強行日程でテスト漬けにはせず、あくまで勉強時間を確保させるようにしてくれます。こちらだと、優良人種よりも次点の人を伸ばすこと重視ですね。
でも、高校になると言えることは、凡人以下は見殺しにされるってことですね。
小頭がいい偏差値50から56くらいの人が一番悩むとこですね。馬鹿じゃないけど凡人でもないけど天才・秀才じゃない『小頭がいい』人ね。
このくらいの人が伸びるシステムが仙台市には残念ながら無い…まあ、古学の特進にでも進むしか無いんじゃないかな。でも行きたがらないんですよね…