公立高校の最終倍率が出た感想です。
一番目をひいたのはやはり二華ですが、そちらは既に述べたので、他を書いて行こうと思います。
一高・三高が想定よりかなり低く、逆に宮一・二華は想定よりかなり高い感じですね。で、結局これらの高校全般的に考えると、非常にバランスがいい倍率になったように思います。今までが一高と三高に突出して集まり過ぎていたって思いますね。特に三高なんかあんな辺鄙なところにあるのに、よくも望んで行きたがるなぁって印象が強かったので、やっと三高らしい・二華らしい倍率に戻ったって思いますよ。
あと、やっぱり学院榴効果は出てる印象が強いなぁと思いましたね。宮城野区や仙塩地区や愛子地区（錦ヶ丘を除く）のひとには学院榴＜中堅公立高って考えなので、理解出来ないでしょうが、それ以外の方なら総じて学院榴＞中堅公立高の方が、先々の支出面込みで考えるとお得だと思うのでね。
なもんで、今年の進路相談で何度ガッカリしたことか…例の三地域の親御さんで、目先の学費費用のことしか考えない方や、高校在学中に塾や予備校のことより、バイトさせて家計の足しにしたいと切々と語られる親御さんも見受けられたのでねぇ…確かにそう考えれば、私立は無いわぁーだよねぇ、無駄に支出するって考えだろうしね…
なもんで、相対的貧困層は工業高校志望者が増えた印象が強かったです。外部の進路相談をした中で、圧倒的に人気だったのが、市工と県工だった印象が非常に強かったです。ここ三年くらいはそういう印象が強いです。
私、基本的に工業高校はオススメなんです。特に塾や予備校に費用を掛けるのが無駄だと思う親御さんや勉強が嫌いなお子さんにとってはね。ノー塾でいいし、バイトして家計を支えてくれて、かつそれでそれなりに就職就いてくれれば、物凄くコストパフォーマンスがいいですもんね。
でも、一番見苦しいのは女子の進路相談ですね。
①子どもが『朝起きられっこ無い！』って決めつけてる娘持ちの親御さん
②子どもがやたら遠出したがらないお子さん（特に愛子地区（錦ヶ丘除く）に多い）
③高校に対して否定的発言はするけれども、肯定的発言は絶対に口にしない娘さん
かな。
こうなると、ホントまず工業高校は選んでくれないんですよ。で、高校入れば入ったで、バイトしまくって、恋愛しまくって、何も残らない高校生活を送るんですよね。
で、なんとなーくで適当な専門学校や入れそうなん大学を選んで…結果的に工業高校行った方が良かったんちゃうの？？？？って、印象が強いです。適当な専門学校や大学行ったって、その拠出費用を考えると、工業高校の方が絶対にお得っすもんね。まあだから今年は県工のインテリアや化学工業科が人気だったんだろうなって思いますしね。
ただ、愛子地区で『イヤヨイヤヨ』で、この県工が消えると、偏差値51の仙高と偏差値42の広瀬しか無いので、中3の秋の時点で偏差値49くらいある女子がビビって広瀬にするって聞かないと、もうその子のテンションが上がらなくて上がらなくてねぇ…そうすると成績急下降する愛子地区の女子を私は多く見てきてます。
なんか毎年愛子地区の進路相談をしますが、結局このネタなんですよ…今年はやたら多かったので、物凄く辟易しました…
なもんで、特に愛子地区、ぶっちゃけ広瀬中と折立中と大沢中と広陵中の四校で、錦ヶ丘団地の人を除いた地区に該当する方には特に声を大にして言いたい！
高校のオープンスクールは今時小学生から行ってもいいので、小学生のうちから進路のことを話題にするように、オープンスクールや文化祭には積極的に行っておいて欲しいです！
『オープンスクールって中3しか行ってダメなんじゃないですか？』
『んなことねーよ、てか年齢制限設けてねーし！』
なんでね。
お母さん、特に女子は愛子地区に限らず、どこの地区も中3からいきなり進路決めようとしても、要らんこと考え始めてなかなか決めようとしないし、イヤヨイヤヨ行って決めないと、中3の冬〜直前期の伸びなければならない時期に迷いが邪魔して成績が伸びない主原因になりやすいので、ケンカしいしいでいいので、
小５〜中２の間にはもう決めておいて欲しいって、切に思います。
じゃないと、女子は直前期に不安で考えがブレまくるのでね。
私、思うんです。高校受験で志望校ブレた人って、大学受験でいい結果残した試しが無いってね。
女子が高校に入って成功する一番のファクターはいい意味で進路がブレ無い人だと思います。
高校受験で幻想の虜になって志望校を下げた人の大学受験結果はホント良くないっすね…
そこは声を大にしていいたいです。
女子って、中1から中3の秋まではとてもいい学生生活を過ごすんですよ。が、中3の冬から入試まではホントメンタル的によろしくなくてよろしくなくて…何度『変われるもんなら母ちゃん代わりに受験してくれ…』って、思っちゃうくらいモロいんですよ…見てられないくらいにね…だから、女子は進路を決める時期が遅くなれば遅くなるほど不利です。
逆に男子は女子とは対照的に、中1の秋から中3の秋まではクソでただ面白いだけな学生生活（笑）を過ごしますが、中3の冬過ぎから一気に頼もしく見えます。ブレないし、合格だけを考えるしね。肝がすわってまさに、
動かざること山の如し！
なので、この半年間の男子は私、とても好きです。（※ただし例外も多少いる）
逆にこの半年間の女子は見てられないんですよ。