青森山田高校サッカー部がついに優勝しました。おめでとうございます。
でも、あんまり青森県内ではこの青森山田高校と八戸学院光星高校がどんなに活躍しても、冷ややかな目で見ている方が多いです。
これらの高校にスポーツ留学してる人のことを青森県民は、
外人部隊
と、揶揄してるんですよ。スポーツ留学とはいえ、選手はほとんど日本人なのに、青森県では、他県の人を外人扱いしてるってことです。沖縄にある米軍施設と沖縄県民との関係性に似てるんじゃないかな。米軍兵の不祥事に、憤りを感じてる沖縄県民とほとんど同等な感覚なんです。
青森県はかなり閉鎖的な地域なので、県外から流入してくる人って、なかなか居ないんですわ、六ヶ所村などの原発関連施設周辺以外はね。
なもんで、他県からやってくる人がなかなか馴染みづらい風土なんですよね。
だから、青森山田や八戸学院光星が甲子園に出場しても、青森県では仙台みたいに垂れ幕や横断幕も飾りません。当然、青森県民はこの二校が全国大会で活躍しても、『ふーん』っと素っ気ないのです。
仙台だって、イグエや南光(東北高校)だって、県外からスポーツ留学に来る高校生もいます。が基本、ウェルカムなんですがね。
だから、この青森山田や八戸学院光星のスポーツ留学してる高校生が不祥事があると、鬼の首を取ったような報道がされます。だから、もし青森山田高校や、八戸学院光星高校にスポーツ留学を考えている場合は、地元の青森県民は君らスポーツ留学に対して、とても冷ややかな目で見ているってことを忘れないで欲しい。
しかし、青森県民は高校スポーツに興味が無いかと言うと、そうではないんです。この山高と光星の二校以外の高校が、全国大会に出ると、とてもノリノリで応援するんですよ。山高と光星以外の高校は、どこもほとんど青森県民で部員が構成されているのを知ってるんですよ。
ゆえに、意外に青森山田高校や八戸学院光星高校が活躍すると、他の東北五県の他が盛り上がってたりもします。
だから、スポーツ留学するつもりのご家庭は、その地域ではとてもいい子である必要があるってことを覚えておいて欲しい。