先日、一高生の親御さんから『色々な塾や予備校に「医学部に行きたいんですけど…」と相談しに行ったところ、「えっ、一高から医学部って、かなり難しいですよ( ̄◇ ̄;)医学部は二高じゃないと無理じゃないかな…」っと言われて、ガックリしてうちの子が帰って来たんですよ…』と、言う話しをしたところ、その家のお爺ちゃん(※一高卒)が、めちゃめちゃ怒り出したそうです。
そりゃあお爺ちゃん世代からしてみたら、一高が二高の下扱いされることに慣れてないだろうから、憤慨するよなぁ…分からんでも無いやな。
でも今はもう全県一学区制になり、確かに一高の偏差値が上がった。が、その分いい素材を二高や二華に取られてしまっているのも現実でもある…
『偏差値が上がったのに、一高・三高・南高の進学実績がことの外伸びてないのは何故ですか?』っと、よくお母さん方から質問されますが、流石にその理由をブログには書けないっすね…
最近見なくなりましたよね、『一高の方が上だ!』っていう人を。それこそお爺ちゃん世代の人なら、居なくは無いですがね。我々の世代ですら、あまり居ませんもんね…
全県一学区制になって、私は一番驚いているのは、『二高の倍率がことの外低い』ことですかね。そのせいか、一高も二高も最低合格ラインにはあまり変わり映えがしてないんです。が、進学実績ではあんなに違うんですよね。
あと、仙台と富谷を除いた仙台市郊外の中学生が、二高に入ろうという人が減った気がします。『二高行けるじゃん!』と、仙台市郊外の学年一位の人に声をかけると、全否定する人が増えた印象すらありますね。私の母校の利府中から、なかなか二高に行かなくなったのも、そうした理由からですね。利府中の学年一位でも、大多数が宮一、たまぁ〜に一高、うん年に1人が二高って感じになってしまってますしね…
特に公立高校の推薦入試制度が廃止された以降、めっきり仙台市郊外の中学の学年一位の生徒が、二高を志さなくなりましたね…仙台市の近隣市町ですら、こうなのに、岩沼や松島、柴田あたりの仙台市の隣の隣以降の地域の方々は、相当二高のことを敷居が高く感じてる気がします。逆に一高・三高・宮一あたりの敷居が低く感じてるようです。
この全県一学区制になってからは、ある意味異種格闘技戦のようになりましたね、二高は。だから、やたら隣の隣以降の市町村の中学生が敬遠するようになりましたね。ことに女子なら尚更そういう傾向が高いですね。
まるで
赤い彗星だ、シャアだ、逃げろ、逃げろぉぉぉぉぉ〜
それがあの二高の倍率になってる、そんな気がしてならないです。