夏期勉強合宿が終わりました。
今年はとにかく面倒臭い合宿でした。
理由はもちろん
コロナ禍
ですわ。
①バスに乗れば「マスクをつけてください」と運転手から車内アナウンスされる。
②花山に行けば検温させられるし、消毒させられる
③三密防止で朝・夕べのつどいが無い。
④バイキング形式の食事が無く、一人一人形式に変更される。
まあこれらは私よりも子ども達の方が何気に慣れてますので、粛々とやれたのでまあいいんです。
個人的に一番影響があったのが、
①各中学によって授業進捗度合がまちまち
②中間テストがあったところ・無かったところがあってテスト想定範囲がまちまち過ぎて、画一化が事実上不可能
③あまりにもまちまち過ぎたため、例年の後期中間テスト(二学期期末テスト)までの想定範囲まで進めることが不可能
④合宿前にテスト範囲表を配ってる中学があったため、生徒がそれに囚われることからそれ以上のテスト範囲外のことが出来ない
かな。
共通項を見つけては、そのグループ内で個別化してって感じで、なかなか統一化・集団化がしにくいため、指導がやりにくいし、経費がかかる合宿だったと思いました。
ゆえに、今年は事前にコストカットして合宿に望みました。まず①ギャラが高い先生を1人も連れて行かない。ギャラの高い先生は集団指導が上手なので例年とても重宝するんですよ。
でもコロナ禍により集団化が不可能だと思ってましたし、それゆえに集団化しなくてもいいので、経費がかかることも事前に分かってましたので、新人ではないけれどもかと言ってこなれてもないやや新人で合宿経験者限定でかつオール私の元生徒だった先生だけに固めました。その方が私がやりやすいと思ったのでね。
そしてもう一つは、②チャーターバスをやめ、高速バスで移動したことかな。これは前に一度すでに経験していたので、動きが予想出来たので、粛々と行くことが出来ました。おまけに現在、チャーターバスで合宿に行くと行き帰りだけでおよそ20万近くかかります。が、高速バスとタクシーで行くと約半分近くの経費を削減出来ます。これにより先生をもう1人呼ぶことが出来ました。
先生数も確保しつつ、人件費もそうかけず、初心者は連れて行かずってことで上手にベターチョイスしてコストカットをすることで、経費がかかり、生徒人数が少ない合宿を乗り切りました。若干、うちの古株の家庭教師やプロ家庭教師の方には恨まれたかも知れません😅でもコロナ禍で仕方ないかなと言い聞かせてやり切りました。
とくに一番面倒くさかったのが
国語
でした。
国語は、
①文章がクソ長い「高瀬舟」を中学側がCDやDVDを丸1時間流しただけで授業をすっ飛ばし、次の単元に入り、それだけでやってることにしてテスト範囲にぶち込んでる点(光村図書)
②落語・黄金・砂漠の三つは例年すっ飛ばす単元なのだが、進みが遅過ぎて、中学側がどう取り扱うのか見えにくくて、予想が立てにくくてやりようが無かった(東京書籍)
③例年すっ飛ばす単元の原爆の詩や高瀬舟などを今年は何故かやっていて予測が非常に立てにくい点(光村図書)
この3つに悩まされました。
予測が立てられない
これが一番面倒ですね。
そしてもう一つが、
高専を受けたいとは言うが、まだ高専を受けると言う覚悟が出来てないので、一応受けること前提で高専出題範囲除外単元の指導を見合わせざるを得ない点
でしたね。今年の中3はこれが一番厄介ですわ。
なもんで、高専を受けるって選択をケツに回せば回すほど、要らん勉強を余分にして時間を失うでしょうね。もしくは、ギリギリで高専受験を断念すると、公立高校で出題されるけど高専で出題されないものをすっ飛ばされて、やらなかったことを自力で…ってことになるでしょうね。
いずれにせよ、コロナ禍で散々振り回された合宿になりました。