ブログのイメージとは裏腹に、私は基本的に怒る指導が嫌いだ。なもんで生徒対して怒ったことがない。
下記の動画のような取り組みって物凄くいいと思う。
益子直美カップの主催者、益子直美さんは私が中学生・高校生時代に物凄く好きでした。当時、共栄学園高のエースの選手で、あの頃では画期的だった女子でスパイクサーブしている初めての選手で、今なお強烈な印象を持っています。その益子直美さんが取り組んでいる『指導者が怒らない大会』、これはいい取り組みだなぁって思う。
私はたとえどんなに指導が大変な生徒と言えども、私は基本的には怒らない。何故ならそれは私自身が先生という類いの方々に怒られて育ってきており、子供心に嫌だったからに起因する。
ある塾では、怒鳴りまくり・怒りまくりで、『この子をあんなに泣かすのか…(〃´o`)=3 フゥ 』と言う塾すらある。例のあの塾だ。私はいくら結果を残せたとしても、自分の信念を曲げてまで結果を出したいとは思わない。
子ども達が生きやすい・行きやすい塾なり、家庭教師なりの指導をして行けばいいって思う。怒鳴りまくり・怒りまくりの指導なんて昭和の指導だと思う。戦争帰りの先生なら分かる。が、戦争を知らずに僕らは育った世代だ。軍国主義的な指導など、この令和の御時世には、最早死語なんじゃないかって思う。
益子直美さんはこうも言う。
『怒るとこで短期的な結果は出るかもしれないけど、競技を長く続けられない元凶にもなる』と。この発言はマジで心に刺さりますね。『指示待ち人間』なんかまさにそれ。誰かが怒鳴ってくれなきゃ動けない。そう言う人間育てたくないわって思いますわ。
私がリスペクトして止まないドミニコ小の土井浩喜先生がまさにそう。土井先生は私が小6の頃に天真小の担任で、あの昭和の頃にすでにノーアンガーな教育を実践しており、あの当時、土井先生の指導はかなり画期的な指導だった。幼心に今なお刻まれている。私もあの昭和の頃に怒られなかった唯一の先生だ。
私は未だにその土井先生のような指導をしたいと強く思っており、まあ私が生徒に怒ることなど無いだろうなって、思いますわ。それだけ怒らない指導をする人がこの令和でもまだまだ少ないってことなんだろうな。