長年教えてきて思うことが1つある。成績いい子と成績悪い子とでは決定的にみて、大きな違いがあると思う。
それは、
成績のいい子の親は、子どもの意思をあまり尊重しない
成績の悪い子の親は、子どもの意思をかなり尊重する
と言う点だ。
『テスト対策来ますか?』とか『春期・夏期・冬期講習来ますか?』とか『英検・漢検・数検などの資格試験受けますか?』って、私は親に聞きます。
すると、成績悪い子のお母さんほど『じゃあ子どもに聞いてきます』って言うので、私は『子どもに聞いて『行きたい』なんて言う子どもこの世に居るんですか?私だったら絶対行くっていいませんよ。だから欠席にしときますね。』って、私は言い返します。私、家庭教師歴20年以上になりますけど、悪いんですけど『子どもに聞きますねって言ってきた場合は100%子どもが『行かない』って言って来る』としか思わないです。
子どもに聞かず、その場でお母さんが断ればいいんじゃね?って思います。まあもっとも、私だと『子どもが…』って言った段階で、お断りしちゃいます。
が、成績いい子のお母さんは必ずと言っていいほど、『テスト対策来ますか?』とか『春期・夏期・冬期講習来ますか?』とか『英検・漢検・数検などの資格試験受けますか?』って言うと、お母さんが即座に『行きます!』って即答しますね。まあたまにお金関係のことや、お母さんの勤務形態の都合で保留されることはあっても、成績いい子のお母さんほど、テスト対策などのことで、いちいち子どもの許可や子どもの顔色を伺うことなどないですね。
私思うんですよ。
親が子どもの顔色を伺う=子は嫌いなことをやろうとしない→自己流を貫くので成績が伸びない
っとね。
野球でもサッカーでも陸上競技でもそう。選手がいる所に必ずコーチや監督がいる。コーチや監督は練習メニューや強化したいことを考えたり、練習試合の段取りをしたりして、練習・強化・鍛錬していき、最終目標となる大きな大会に照準を合わせて動いていく。
でも、これが自分で自分の練習メニューを考えていったら、果たしてどうなるんだろうか?絶対自分に甘くなりますよね。それで試合に勝てる可能性を放棄してるだけだと、私は思うんですわ。子どもの顔色伺うって、まさにコレだと思うんですよね。
だからお母さん、そろそろ子どもの顔色伺うのやめませんか?それしてると、マジ伸びないですよ。