うちのゴーグル君が滑り止めにしている都立上野高校の倍率が出ました。
都立高校の倍率を見るたびに、
フェアでいいよなー
って、羨ましく思うんです。都立高校の倍率を見てもらえると分かるんですが、どこの都立高校も男女比がおよそ5:5なんですよ。これが本来の平等だと私は思います。※一般入試の男女の定員に凹凸があるのは推薦で評定がいい女子を多く取ってしまってるから
何故どの高校もキレイにピッチリ5:5なのかというと、それは
男と女別々に入試を見ていて、女子優遇措置を取らない
ことに徹しているんですよ、東京は。
だから都立高校はこのおかげで少し進学実績が上がったんです。都立高校の男子比率が上がったので。
基本的に、
①女子は手堅い進路を取る
②女子は同じ点数の男子より評定が3〜5高い
③(①と②により)一二三高・向山・東高・利府高・県工市工以外の全ての高校は男女比が2:3以上で女子が多い
④高2で文系にすると女子は共学なのに2年間女子高に通ったのと同じになる
と女子の温床になってしまっている。
なもんで、都立高校は
女子は点数を低めにして内申を高めにした判定をし、男子は点数を高めに内申を低めにした判定をすることでフラットな合否判定・男女毎の定員を設けることで実質的平等な入試制度を実現している。
宮城県の高校入試制度は、形式的平等が結果的に不平等を招いてしまっていることを私が散々パブリックコメントなどで話してきているのに、県教委はスルーしてるんすよね。県教委は黙殺することで公立高にはなるべく女子を入れたいっていう意向が働いているものと、私は解釈している。
宮城県の高校入試制度はもっと抜本的に変えないとアカン!
っと、私は思う。