正直、塾と家庭教師とではそもそも指導スケジュールが違うのに、塾と同じ尺度でモノを見るってかなり無理がある。
塾の場合、特にこの時期の中三って
①指導は2日に一回くらい
②指導が無くてもほぼ毎日自習室に通い詰め
③基本的に絨毯爆撃でまんべんなく攻めてる
④塾のカリキュラムに沿った宿題が出されてる
っという感じになっているはず。
①指導は1週間に1〜2回
②基本的には塾併用の子は塾もある、無い子は自宅学習
③基本的に生徒の弱いとこ・即興で点になるところをピンポイント爆撃で部分的に攻めてる
④その子その子がすぐに点になるところ、入試でよく出るところなのに解けてないところを攻めてる
どちらがいいのかと言う問題では無いのではないかと、個人的には思う。塾の場合はある程度まとまった時間が確保出来るので絨毯爆撃してるんだし、家庭教師はまとまった時間が確保困難なのでピンポイント爆撃していると言うだけだ。
塾と家庭教師は陸上競技で言えば、長距離走と短距離走の違いに似てるんじゃ無いかなぁと私は思う。また、塾の先生の場合、基本的に頭いい子を教えたがるが、家庭教師の場合なかなかそういう子は回って来ないし、うちの場合はむしろニ高受ける子はお断りしている。一高だとごく稀に見ることもあるが、引き受ける場合でも相当局所的な場合に限定されるが、基本的には一高でもお断りしてるのが実情だ。
まあうちの場合はそんなに頭いい子を教えることを前提としたカリキュラム設定にはなっていない。故によく実績実績いう人がいるけれども、正直進学実績などそう高いものにはなろうはずがないので、一高ニ高受ける人は他所様のとこに行ってくれってのが本音だ。
うちの最大ターゲット層は
①釜高・工業高校などのギリギリ凡人校狙い
②何が何でも公立高校狙い
③宮城野〜仙高の中堅層狙い
④準進学校・国立高専狙い
⑤発達障害・ボーダー児・不登校児の指導
⑥私立一本(ウルスラtype1除く)
この辺りになる。ゆえに、ウルスラtype1を受ける人もそもそも居ない。受けても落ちることを半ば前提でウルスラtype1は受ける感じだろうな。