二華中上がりのトンペー生

正直、二華中上がりのトンペー生って、この教育産業の人たちからすれば、希少価値があり、その存在だけで生徒を呼び込めるんですよ。

ところが、この中学から大学受験だけをみて育ってきた連中からすると、

もう勉強は沢山！

という思いがあるようで、彼ら彼女らにいくらラブコールを送っても、なかなか教育産業でアルバイトをしてくれない方が多い。

いま、私には二華中１〜３期生のトンペー生の知り合いがいるんだけれども、いずれの方も腰が重いんですよね…

去年は１人、二華中二期生の子が正月に教えにきてくれたんだけれども、なかなかね。二華中受験生の親御さんから『今年の正月特訓では二華中出身の方来ますか？』って問い合わせがもうすでに数件きている。

また二華中出身の方って、どうやら地元の仙台に残っている方って、父母の両方か片方が仙台の人で、地元に縛りつけられてる人が多く、同級生の友達がほとんど地元に残っていないこともあって、結構寂しいみたいなことを話してる二華中卒業生が少なくない。

まあ、中学受験したくらいなので、合格者のほとんどは親も首都圏・関西圏なので、その子の親ということもあって、地元縛りに苦しむ二華中生は少ない。躊躇せず県外、しかも純宮城県人のような近県の腐れ国公立なんかには見向きもしないで首都圏や関西圏に行ってしまうようだ。それ故に友達のほとんどが県外に行ってしまうようだ。

なもんで、二華中出身ではあるが親が仙台人の人だと、シーラカンス化した進路選択をさせてしまうため、トンペーに残らざるを得なくて、トンペーの中は田舎の進学校から来た連中が多くて、なかなか中高一貫校の人からすると、いまいち溶け込めないと言う方も少なくないようだ。

地元民からすれば、二華中→トンペーなんてスゲ〜(ﾉﾟοﾟ)ﾉって思われることも多々あるだろうが、当の本人たちは友達に置いてけぼりされた感があると話してくれた子もいたぐらいだ。親が周囲のような進路ではなく、二華中の多数派とは違うが純宮城県人では多数派の近県の国公立絶対主義と言うものを捨てきれずに、当のトンペーに通ってる本人だけが親に振り回されたと思っている方も少なくない。

なもんで、二華中出身のトンペー生を見掛けると、結構背中が寂しそうに見えます…

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