友の息子にみる仙台三高論

私と天真小時代からの付き合いがあるI君とサシで昨日飲みました。

私の友人のなかで一番付き合いが長いのも彼。初めて会ったのが小５で、そこからかれこれ約半世紀近い付き合いですわ笑笑

スゲ〜よなぁ。家族以外の人間でここまで付き合いが長い人など、うちの娘の幼稚園の同級生に居たS君に次ぐ長さだ。が、S君とは一定期間疎遠になってた頃があったが、このI君とは小５から疎遠になった期間がない。なもんで、I君が一番付き合いが長いということですわ。

彼とは小学校時代の話から、中学校時代、高校時代、その後、結婚してからのこと、子どもを持ってからのことと、永遠に話せるわな。多分、私のことを吸いも甘いもみな知ってる人だ。

でもそのなかでも、やはり今は子どもの話が中心だ。一人息子さんが、いま浪人中だ。

国立大学に学校の勧めで受けたが、そう行きたくもない大学だったし、私立もやっとやっと母校の附属の大学に受かったものの、ヨシとせず、浪人を選んだ。

宮城県の人なら恐らく喜んで行ったかもね、その国立大学にね。幸い宮城県人ではないので、そのような国公立神話に洗脳されてないからなぁ。

でも、その息子さん、分かるんです。

俺はこんなもんじゃない！

まだまだぁ〜！

って気持ちはね。最近の高校生に、なかなかそう言う人が減ったように思う。

三高人気を見てても、それは感じる。

昔の三高は浪人してもいいから、少しでもいい大学に行く高校だったので、私も度々三高のことを『四年制の高校』と言ってた頃があった。浪人率70%の高校だった。

が、今の三高は『どこでもいいから、とりあえず現役で国公立大学！』という節操の無い高校に変貌してしまった。いまや浪人率70%じゃなく、国公立大学現役進学率70%、浪人率8%の高校に変わってしまった。

今の三高を見てると、まるで仙塩地区民が『公立高校なら何でもいい！』みたいなノリになってるのが、私は好きになれない。まだ昔のように苦労してでも好きな大学に行く頃の方が良かった。

ただねぇ。近年、私大の入試が厳しくなってしまっている。だからある意味、国公立大学の入試の方が楽な感じもしている。ますます浪人優位な入試制度になってる感はある。

高卒お母さんからすれば、浪人はとても考えられない・信じられない選択なんだろうなぁとは思います。それ故に、意にそぐわない大学に行って楽しそうにしてない大学生、親のエゴによって無理矢理現役で好きでもない大学に入った大学生をよく目にするので、浪人した私には、親のゴリ押しで現役合格して好きでもない大学に入る方が、よほど信じられませんわ。

なんか地方国公立大学の大学生や、在仙私大の大学生が楽しそうにしてる感じがあまり見られない気が私にはしています。

なもんで、最近多いようです。家庭の事情で仕方無く宮教大や宮城大に進んだ人のニートが。本人、意にそぐわない大学生活なので、目に生気がない学生がね。おまけにそう言う人に限って、宮教大に入っても教員にはならないし。宮城大もそう。事業構想学部に入ったのはいいけど、独立起業する気なんか微塵も無いしね。かと言ってやりたいことなど何もない。

で、フリーターを選択する宮教大や宮城大生がね。18・19歳で親に意見で負けること自体が私には考えられないですわ。

そんないい子ちゃんになるために君らは生まれてきたの？

【想定の中間・期末テスト範囲】

中１の範囲