同業者親睦会（家庭教師の基本・礎）

昨日は同業者親睦会でした。

私以外にも数人きて、まあいつもの同業の家庭教師の先生が中心でしたが、今回初の学校の先生が来てくれて、また違う視点の話が聞けたり、個人ではなく特定某業者のプロ家庭教師さんも初めて来てくれたりして、業者のプロ家庭教師ならではの苦労話・相談話をされて、奮闘記を久しぶりに聞きました。

ぶっちゃけ、家庭教師としては、

家庭教師のトライ

家庭教師のアップル

家庭教師のあすなろ

家庭教師のランナー

家庭教師のアルファ

宮城県家庭教師ネットワーク

こうした大手家庭教師会社の生徒の方よりは、私ら個人の家庭教師に直接お願いされる生徒の方が全然教えやすいです。

上記の家庭教師業者からお願いされる生徒って、ほとんどが

①5教科180〜230点前後

②本人やる気無しなんていう次元なんてもんじゃない生徒・お母さん言うだけ番長で行動しない

③親は『カネ払ってるんだから成績上げてくれるの当たり前、お前らプロだろ！』という意識

④高校は質よりカネ安いとこ重視

⑤家庭教師の言う事＜業者の営業さんの言う事を聞く

なので、直接私のところに申し込んで来る生徒さんと違って、生徒さんもそうですが、親も輪を掛けて曲者な方が多いです。

が、それが家庭教師の生徒の保守本流であり、基本形なのですよ。で、こうした生徒を若いうちはいっぱい持つべきだと思います。

だから、そんな大変な生徒を多数抱えている業者の家庭教師の仕事を多数する中で、指導スキルを上げて行くんだと思います。こうした生徒の成績を上げてこそ、我々業界人は腕の見せ所なんだと思います。こういう子の成績を上げられさえすれば、一高ニ高に行こうとする生徒なんて訳ないくらい成績が上げられるって、個人的には思います。

ぶっちゃけ、業者さんからまわってくるお仕事の生徒さんって、

勉強出来ない云々の問題以前の話

であることが大多数です。

こういう生徒をみると、まず親御さんとそうした話しをして、ちゃんと親御さんが冷静にこちらの話しを聞いてくれるかが肝になるんですよね。業者さんにお願いしてる親御さんというのは基本的に、

自分からアクションを起こして教育をしておらず、感覚・感情・声掛けでのみで済ませよう、プリントぺろっとやらせるとかタブレットで子任せ教育で済ませようとする方が大半

なので、我々家庭教師から親御さんが煙たい話しをすると、

①ブチキレて即刻クビ

②忙しいで逃げる

③ニコニコ笑ってて心の中で怒る→業者にクレーム入れて我々はクビ

の①〜③のどれかになってクビなんですよね（笑）まあだいたいが②か③ですね。なもんで、基本的に業者さんから紹介される生徒案件の親御さんに対しては、物申さずに親の言いなり・業者の言いなりであることが求められます。

だから、基本的に業者さんの家庭教師の案件は、悶々と家庭教師が自問自答して生徒を自分の剛腕だけで何とかしながらも、生徒の親御さんからは好印象を持たれつつ、かつ業者さんの無茶を聞きいれていけると、仕事がポンポンポンポン回ってくるようになります。

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