女性差別についての言及（東大入学式祝辞）

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下記は東大入学式での上野千鶴子先生の祝辞の一部です。

残念ながら、全部ではないので、マスコミがところどころ切り貼りしてますが、全文は下記です。

上田千鶴子先生の東大入学式の祝辞全文はこちらから！

うちの元生徒にも居ました。宮城一女高に行って、センターでやらかして東大ダメで、トンペーに落として合格した女の子が。

その子はそれがずーっと心に引っかかってて、大学院で東大受けたいと思っていたのですが、相談されて私は思わず止めました。

理由は女性であるがゆえに、あまりにも高い学歴を得すぎると、今度は学歴を隠すようになるからです。上野千鶴子先生の話にもありますが、東大女子に『大学どこなの？』と聞くと、『東京の大学です』と答えるんですよね。あまりに高い学歴を得すぎる女性はドン引きされる面は多々あります。これは何も東大に限らず、大学院進学なんかもそうだったりします。

一般的な男性は大卒ですが、女性が大学院に進学すると、一般的な大学を卒業した男性の学歴を越してしまってるって訳なのですよ。これが結構合コンやお見合いパーティー、婚活パーティーでは男性に不人気だったりする事実があったりします。

これは以前、宮城一女時代の卒業生で、大学院に進学した方から多く寄せられた不満でも、よく聞く話です。だから、私はあまり女子には工学部は進めたがらないのですよ。いま、国立大工学部って、大学院進学が当たり前な環境になってます。この国立大工学部に入ってしまえば、当然のように『大学院へ！』と言うのは普通の流れです。工学部はそもそも女子学生が少ない。

下記は国立大学であるトンペー工学部の男女比です。

だいたい１割くらいですね。

基本的にトンペーに限らず、国立大学工学部に行くと、山大でも福大でも工学部生はみーんな大学院に行きたがります。

が、東北工大や学院工学部から、男でさえもなかなか大学院に行こうとはしません。私大工学部の場合は、芝浦工大より上の大学、つまりMARCH以上の大学の工学部生じゃないとあまり大学院に行こうとはしません。まあ、その芝浦工大あたりからは多少増えてきますが、MARCHになるとほぼ全員が大学院に行きたがるんです。

しかし、女子が大学院に進学すると、上野千鶴子先生の話じゃありませんが、結構な数奇な目で見られることになりがちなのには、あまり変わりないと思います。これが目に見えない性差別なのではないかなぁと、個人的には思います。

なもんで、頭いい女子の進路って、結構難しいですね。

↓中間テストのこと