家庭教師をやってると、生徒の半数以上が塾と併用しているケースが多い。なもんで、私は基本的に塾で円滑に学習出来るように、予習をするケースが多い。
が、宮城県内にある塾の90%以上が、
学校の授業進度並走型の指導
をしている。これは大手学習塾でもそう。
私は以前、千葉県や東京都や茨城県の家庭教師派遣会社でも多数の生徒を見てきたが、関東圏の大手有名学習塾の大半が
学校の授業進度先取り型
をしている。例えば、市進学院や早稲田アカデミー、ena、Z会進学教室、サピックス高等部なんかはまさにそう。
特に千葉にいた都合上、市進学院と早稲田アカデミーと家庭教師を併用しているケースが多かったので、私がそれらの大手学習塾と併用している場合は、さらに先に進めることが多かった。だいたいこの春期講習で塾は復習をやるため、進みを止めるので、この春期講習中に塾の進度を追い越して、塾の理解度を深めることを狙っていた。
関東圏の一般的な大手学習塾だと、この時期はすでに現中二は春期講習までには中三内容の二次方程式くらいはやってるので、もうちょいで二次方程式が終わる感じだ。
が、宮城県の一般的な大手学習塾だと、まだ現中二はまだ中二内容の確率辺りをやっていることだろう。何故かはわからないが、あまり先取りを宮城県内の塾はしたがらないのだ。
私の指導は関東型の指導だが、関東よりは進み方をあえて遅くしている。また、関東の大手学習塾みたいに定期テスト対策を無視せず、定期テストが近くなると一旦予習を止めている。でも、仙台でも最近、定期テスト対策無視をして進める大手学習塾も出始めて来てはいるが、基本的にはそれでもあまり先取りしない感じだらけですね。ホント学校よりほんのちょい進める程度のようです。
もちろん、関東圏のようにトップクラスに属してると、高校内容にまで踏み込む塾など皆無でね。ええとこ高校準備講座をやるくらいで、中三の秋以降に高校内容に入る関東圏の塾すらある。
そう考えると宮城県はだいぶ遅れてるよなぁ…