アメリカ大統領選が終わり、トランプさんが勝ち、ヒラリーさんが負けました。
で、下記がヒラリーさんの敗戦の弁です。
この内容は
でも、改めて英語って面白いですね。
『敗戦の弁』って、私はdefeat speechって訳すのかなって思ってたんですが、この画像を見るとconcession speechとなってますね。
concessionとは譲歩ってのが英単語集などの基本的な訳なんですがね。負けた者に対して、傷口に塩を塗るようなことはアメリカでもしたく無いってことなんですね。なので、『譲る』と言う表現にしてるんだなぁと思いました。いい言葉の使い方してるなぁとね。
まあ、中学生になかなか英語の楽しさを伝えようとしても、英語で苦労して苦労して、もがいてもがいてやっとやっと私は習得したので、この面白さが伝わりませんがね。このブログを読んでる何人に、この英語の面白さが伝わるかは分かりませんがね…
私が思う英語の面白さって言うのは、基本的に中学・高校で習う英語は、あくまでも牧場の中にいる牛や馬のようなものだと思います。この柵の中では自由にやってみろよ、それが学校英語です。だから、この柵内のことをやらなくてはなりません。
しかし、本来言葉は生き物です。なもんで、この学校で習った単語や訳なんかは言葉の本来の幅がある意味の中の一部分ですし、また英語と日本語とでは言葉が出来た背景や文化が違うので、そもそも当てはまりにくいものもあります。不定詞や関係代名詞なんて、日本語には無い品詞なのであれを日本語の型にはめるのって難しいですしね。
また、逆に古来日本からある鯨や蛸を食べるという風習を、外国人に伝えるのは難しいですしね。ことに鯨はかなり外国人的にはイデオロギー化してますからねぇ。
そうした背景を超越したり、擦り合わせして自分流にカスタマイズして、異文化の言語である英語を理解する、これが一番の私の英語の楽しさだと思います。
私に英語を初めて教えてくれたのは、師匠である河本先生でした。最初が学校だったら、ここまで英語が面白いとは感じなかったかも知れませんね。最初が河本先生で良かったなぁ〜ってしみじみ思います。
河本先生を通して、私は英語の楽しさを学べたと思います。途中、六年くらいブランクがありましたが、河本先生からの教えを再現してカスタマイズして、自分流に噛み砕いて飲み込みました。
おかげで、浪人生活の半数ちょいを英語に費やしましたがね。偏差値30台から70へと叩き上がる過程では、うちの生徒の女バスちゃん３じゃないけど『私なんか本当に成績が上がるなんて無理なんじゃないか…』と、何度となく自分で自分に疑心暗鬼になったことか…『俺が明治大学に行くなんて、ビックマウス言ってるけど、無理ちゃうんちゃう？』と、折れそうになって、当時通っていた東進ハイスクール吉祥寺校近くのPARCOとか、近鉄デパートとかに逃げたことか。
３日ぐらいなんもしなかったこともありました。朝こっ早く吉祥寺ロンロンを彷徨いたりしてね。
でもふと考えると、
『おめぇは何しに東京くんだりまで来たのや？東京六大学に行って、女にモテたいからなんじゃねぇの？』
と、言う結論に至り、また東進ハイスクールの自習室に戻って勉強したなぁってことを思い出します。
吉祥寺のPARCOの前に立って、頭の中で何度『前川清の東京砂漠』とか、『矢沢永吉のTokyo』がリフレインしたことか…
でも、老骨に鞭打って、若干24歳の浪人生としてはかなりご高齢（笑）でしたが、頑張りましたよ。
そうして、ジリっジリっと偏差値が夏ぐらいから上がり始め、そこからは快進撃が始まりましたがね。でも５月・６月の偏差値がピクリとも上がらない時期は、本当精神的に辛かった。
中学生だったら、
無理っ！
の一言で片付けて、逃げてたろうなって思います。中学生って、決めつけちゃうとその決断の虜になるんで、もうそうなると方向転換させるのが困難ないし不可能なんですよね。
松高なら家庭教師要らねぇんじゃね？
広瀬なら家庭教師要らねぇんじゃね？
黒高なら家庭教師要らねぇんじゃね？
私、この３つが生徒の志望校だと、必ずそういいます。（貞山や大志、宮農、鹿商なんかもそう）
夏ぐらいまでなら、多分マジで家庭教師降りてると思います。この３つの高校以下のレベルの高校にやるために私は家庭教師してませんから。その３つの高校以下のレベルの高校だったら、ノー勉でオッケーっすってマジで思います。
広瀬・松高・黒高は単に安いだけの高校なんで、高卒資格取る以外にそう大した意味がある高校でもないんで、そこまで金掛けなくても良くねぇ？
私にはそういう思いがあります。
まあグダグダ話しがかなり長くなったので、とりあえず今日はここまで。