小学生・中学生のための英検二級以上の受験

帰国子女でもない限り、小学生や中学生にとって、英検二級は結構ハードルが高い。

うちの黒んぼ君も小・中学生で三回落ちたし、うちの娘ちゃんも二回落ちてる。たいがい明泉プリミアスクールの子や、ホライゾン学園小のネイティヴな子がことごとく打ち返されてるようだ。

何気に最近、私のところにも明泉プリミアスクールに在籍してる小・中学生や、仙台ホライゾン学園小学校に在籍してる小学生の親御さんから、『英検二級対策をやって欲しい』と言う問い合わせが目下急増している。小学生や中学生が英検二級以上の級に何故受かりにくいのか？

それはズバリ、

のではないかと、私は思った。

ここから先は体系だった英文法指導が必要なのではないかって思う。なもんで、小・中学生が英検二級を受ける場合、はっきり言ってネクストステージやヴィンテージ、フォレストと言った英文法問題集をやったのでは、辛すぎると思った。

で、なんかいい問題集は無いかなぁって、ずーっと探していたのですが、やっといい感じの問題集を見つけた。それが下記だ。

内容面は

この問題集は、ネクストステージやヴィンテージほど英文法に関して、細かい分類がなされていないが、その代わり英検二級に出そうな箇所が絞り込まれて、コンパクトにまとめてある。しかもそれなりに体系立ててね。まあ、完全に体系だっていると言う訳では無いが、今までの英検問題集よりはそれなりにポイントポイントだけではあるが、ダイジェスト的な体系に英検二級に出そうな英文法だけをコンパクトに説明しつつ、まとめている秀逸な問題集だと思う。

私、思いました。これ、高校生でジャイアントキリング狙いの人にもいいんじゃないかなっと。例えば、宮城野高校だの、多賀城高校だののバイトとかしてる大学受験をナメ腐って考えてる高校生が、『国公立大』とかとホザいてる奴らにもいいんじゃないかなぁとね。

これは偏差値30台→偏差値70台（※古文は除く）に上がった経験がある私の持論なのだが、

ことばかり、声高に叫ばれますわね。高校教師なんか『英単語は5000語以上覚えろ！』とか言いますけどね。

なかなかこの体系立った理解のことが軽視されがちです。が、何気にジャイアントキリングするには、この体系立った文法の理解、これが実は必要だと私は思います。ネクストステージやヴィンテージでは、枝葉が多く茂っていて、こうした体系立った文法理解をさせにくいように思います。

ネクストステージやヴィンテージの英文法を例えて言うなら、

満腹状態になってる人にわんこそばを立て続けに食べさせようと、次から次へとそばを追加させてる感じの問題集なのではないかと、私は思います。それ故に本来の『わんこそばを味わう』的なことが二の次・三の次になってるんじゃないかとね。

こうなると、明泉プリミアスクールの指導理念である『楽しみながら覚える』が全然感じられません。上の動画の嵐の大野君のわんこそばを食べる表情のような感じに近く、脳みそのキャパシティオーバーなんすよね。

なもんで、こうした文法を体系立てて覚えることがまず最重要で、かつその際に小学生や中学生でも耳慣れない文法用語である、SVOCや原型不定詞や関係詞節、付帯状況のwithなどを小出しに教えてくってスタイルが重要なのではないかなぁと、私は思います。