個人的に、一番生徒の指導で面白いのが中３で、ついで高３、中受の小６かな。
中３の中でも一番面白いのが、割り切って定期テストにも脇目も振らない子が最高ですね。
へんに中途半端に船出してる女子が一番見苦しいです。割り切ってないから、定期テストも受験勉強も中途半端にやってるから、どっちも上がらないって何で分からないのかな…
例えば、中一・二で９科34と34、合計68つまり評定3.7取ってたとして、中３でオール5つまり45取ったとしても、前期の通信簿が出てる以上、学年評定になるそこまで高くはならない。
ぶっちゃけ、女子の快進撃はこの10・11月の時間の使い方が勝敗を左右することが多い。が、しかし女子はそこを一番理解出来ていない。女子は女子であるがゆえに、多くは入試に近づけば近づくほど、 自分で自分に疑心暗鬼になるのだ。
だから、この時期に宮模試などの模試で、イケる！という手応えをつかんでおく必要があるんだ。だから模試で伸びておく必要があるって思う。
11月の定期テストが終わってからでは、後半に猛然と追い込んでくる男子の破壊力が脅威に感じるようになるからなぁ…なもんで、この季節を試金石にしておく必要性があるって、私は思うのだ。
12月・１月になると、例年女子はこの時期にビビってランクを下げ始めて来るから。12月の模試は定期テストに全力投球したり、中途半端に勉強した女子が上がるだけのマージンが無いから…
特に、英数は『いまやってることが３ヶ月後に効いてくる科目』なので、結果が欲しい時期に結果が取れないと、即ランクダウンに直結するから…
１月・２月に数字を稼ぐには、やはりこの10・11月に受験勉強をガッツリやる必要性があるのだ。だから、定期テストが終わってからガッツリ受験勉強を始めたのでは、女子にとっては遅すぎるんですよ。男子のような破壊力があるんであれば、やれなくは無いけれどもね。
だから、私はこの時期に中３に対して、定期テスト対策をやることに否定的なんです。そう、家庭教師の生徒は概して女子が多いから。
女子が伸びるキーワードは安堵感・安心感が必要なんです。これはバスケットボールの３Pシューターに似ている。センターがリバウンドを取ってくれるという安心感・安堵感があるからこそ、３Pが決まるようにね。
女子は男子のように、根拠のない自信を持つことが出来ない生命体である以上、伸びるためには、ココでやはりイケる！っという手応えを実感する必要があるんですわ。