昨日、青葉区の夏期講習初日でした。
話しを聞いてると、私、かわいそうになるくらい憐憫の情が湧きます…
なんですよね。
私の場合は逆な意味で誤算でした。
メンバーの中学がすげ〜そうそうたるエリート中でねぇ(ノ゚ο゚)ノ
でも、200点前後で本人たちからは、
お母さんが勉強しろしろって、怖くて…orz
話しを聞いてると、私、かわいそうになるくらい憐憫の情が湧きます…
この子たち、多分私の母校の利府中とか大和中とか松島中に行くと、間違いなく300点オーバーしてるんですよ。
しかし、現実、彼ら彼女らはMITFIKSなどのエリート中に属しているんです。エリート中であるが故に、周りはみんな勉強が出来ます。それ故に、自分の中では落ちこぼれ意識が強く強く刻みつけられて、スティグマと化しちゃってるんですよね…
さらに言うと、エリート中であるが故に、勉強量もそれなりに確保してるんです。が、ワークの提出状況があまりにもお粗末なんですよ…
歯抜け虫食い回答・部分的丸つけ・範囲のやり残しなどなど…
お母さんや本人のなかには、中一の最初のテストはご祝儀テストなのに、何故…
この原因って、何故なんでしょうか?
それはズバリ、
小学校と中学校の評価方法とテストの難易度が低いので、お母さんや本人がうちの子は普通・俺私は普通だと誤認したから
なんですよね。
これを回避するために、個人的には
宮模試のジュニアテスト
ぜんけん模試の小学生版
を受ける、これが一番です。
この模試では、小学生なのに高校の志望校判定をしてくれます。そして、お子さんが本来属してる筈の成績階層をまあまあ正確に指し示してくれます。
ニ高、泉館山、釜高などなど…宮城県の高校全ての志望校判定がかなり露骨に出てきます。
前に、宮教大附属中の上位にいる中二の子が、小六のときにぜんけん模試小学生版を受けました。結果、泉館山高校B判定…そのお母さんがめちゃくちゃ動揺したのを、私は今でも忘れません…
そしてそのお母さんは、ママ友ネットワークを使って、とりあえずあえて附属中じゃなく、今、通うはずだった地元の中学の過去問をかき集めてやらせてみたら、やっぱり中途半端な点数で…
『冗談じゃないわ、館山なんか行ったって、どうせ受かりもしない国公立受けさせられて学院大に行くか、もっさい田舎の国公立大生になるだけだわ』
そこからです、お母さんが変わったのが。中学になる前に、中学生になってからのことを考えて、早めに準備したりするようになったのが。でも、その子はおかげで、宮教大附属中で上位12番なりました。
この子は結局、ニ高には進まず、お母さんの実家の名義を借りて、都内の筑波大附属高校に進学しました。いわゆる筑附です。その宮教大附属中に行ったお母さんは、
そうなんです。
小学校のテスト・小学校の通信簿って、お母さんや本人がレベル誤認しやすい
んですよ。私もそうでした。
小学生の時は単によく喋るうるさい奴だったので、廊下にずーっと立ってて、授業すら受けさせてもらえませんでした。なもんで、そんな状態でテストを受けるんですから、分かるわけないです。
コメント欄には
落ち着きない
私語が多い
ひょうきん
クラスのムードメーカー
通信簿評価はほとんど
もっと頑張ろう
でした。
が、中学に入ったら、いきなり400点オーバー(ノ゚ο゚)ノ
えっ、マジで?
俺、学年10番内、しかも一桁!大した勉強してねーよ!俺、マジで頭いいの?
私の場合は逆な意味で誤算でした。
オヤジが俺の成績表を取ってたので、その時の範囲表のとこに、テストまでのスケジュールや目標が書いてました。
その紙には、中学生の私はこう書いてました。
目標:ビリから10番以上をとる!各教科30点を取る!
目標は余裕でクリアしてました(笑)
中学の先生からも
『たかはし、意外にうるさくないし、意外に頭いいんだな』
そう言われたことを、今でも覚えてます。
それだけ、小学校の先生の見立てと、中学校の先生の見立てが違うんですよね。