平成32年度、つまり現中二が最初になる新しい宮城県の公立高校入試制度説明会に参加して来ました。
聞いてて思ったことですが、ほんのすこし不登校の子にも配慮した入試制度にしようとする試みが出て来たことには素直に評価したいかな。特色選抜において、一定の配慮をしようと試み始めてますね。でもまあ仙台大志とか貞山とかになるんでしょうけどね。
でも、いままでそうした配慮する気さらさらなかった宮城県にしては、大きな大きな第一歩かな。このブログで呼び掛けて少なくなかったパブリックコメントをしたことが少し効いたかな?!って、思わなくもないです。でも、まだまだですけどね。
でも、中身はすっかり千葉県で昔やった特色化選抜そのもの…あまり長くはやれない入試制度だなぁ〜って、予感が強くしました。
私が何故、そう思うのかというと、千葉県では二回に分けて特色化選抜と一般入試をやっていたのを、宮城県では2種類の入試手法を一気に1日か2日でやる点ですね。そのため、これは私の予測ですが、試験日から合格発表まで掛かる日数が伸びるんじゃないかな。かなり突貫工事で採点や合否判定しなきゃいけない点が、高校側からすると過酷な気がします…
試験準備も2種類ある分、単純倍だしね。で、恐らくナンバースクールは5科目独自問題と小論文をやって、準進学校は3科目独自問題と小論文、宮城野・三桜レベルは作文か小論文に何かの科目追加するんだろうし…
っとなれば、ますます宮城野や三桜レベルと準進学校の差が偏差値以上の内在する差が広がるんじゃないかとも感じました。
そうなると、ナンバースクールは大変だよなぁ…高三の受験はあるわ、独自問題作らなアカンわ、突貫工事の採点&合否判定だし。絶対現場から苦情くること必至ですな、こりゃあ…そう考えると、この入試制度長くはないなぁと思わずにはいられません…短命入試だろうねと…
埼玉なんか特色化選抜2年か3年でやめたほどなのでね。千葉はわりかしやったけど、私の予測では5年続けば上々で、10年は続かんやろなって感じの入試だと思ってます、特色選抜は。
共通選抜に、高校によって小論文・作文・面接・何もやらないの4種類からやるやらない選択制にするのが一番だと、私は思わずにはいられないけどな。受験生も内申高い子は二重の対策せなアカンしね。女子は大変やな、こりゃあ…まあ男子は共通選抜だけ考えればいいから、ある意味女子殺しな入試と言う見方も出来るね。
だけど、高校入試に特色求めなくてもエエんちゃう?って、思いしかないです。どうせ女子の独壇場見え見えで…男子で特色選抜受かるのゴッドかスーパーサイヤ人だけでしょ。