これは宮城県特有なことなんですが、
女子で謎進路な子
ってのが、宮城県人には一定数いる。しかも非仙台市民の方ね。
一例を言うと、三高A判定なのに何故か高校受験では、大河原商業高校OA会計科に進学し、そこで学年三年間一位。で、選んだ進路がフリーターって感じ。この子は片親で、確かにお金がない家庭の子だった…
で、もう1人は宮一に推薦で行けるにも関わらず、部活の嫌いな先輩がいると言う理由だけで泉高校の推薦で入り、こちらも何故かフリーター。望めば学院大や専門学校に行けたのだが、やはりこちらも片親でお金がなくて断念。
この2人はお金がないので、私は新聞奨学生になって、大学進学をかなり勧めたのだが、まず仙台を出ようという気がさらさらなくてねぇ…2人とも親のネグレクトにあってるんで、親が何する訳じゃないから、そこまで家庭にこだわる必要もないとおもうんだけど、家を出ようとまでは思ってくれなかったんだよなぁ…下に兄弟姉妹がいるわけでも無いので、空気読みし過ぎた訳でもないんですがね。
上記2人は男兄弟はそうやって出て行ったのに、その女の子だけ仙台に残るって感じになって不遇な進路になってしまってるんだよねぇ。
これらを見ていると、まあ推測の域を出ないのですが、
①県外に出るとお金がかかると思い込んでいる
②自分の未来の可能性や成長力を高めようという気がない
③1人で単身知らない街に出ることへの不安
④万一大学進学でついて行けなくなったり、生活破綻したときを考えた不安感
なんですかね。
これらって、男だと不安感よりも期待感が強くて出て行けるんですけどね。女子だと不安感の方が大きいようで、出てはくれないし、自分を過小評価する傾向があるので、なかなか自分に対して期待するってことにはなってくれないんですよね…
私からすれば、もったいないなぁ〜の一言なのですがね…
あと、男子に関してはこんなケースがあります。高校入試ではミラクル合格して、しかも社会は私の熱心な指導により、指導開始時は30点台が、入試では満点。本人も社会が好きになってくれて、教えに来てもその子が見た子は軒並み社会が入試では90点以上。5人教えて5人が90点以上なので、ここまで来ると彼の指導力以外の何物でもないんです。
そんな彼なのに、何故か高校で選んだ選択は理系…結局やはりお金関係で大学進学が難しいようで、パソコン系の専門学校に進学になりました。入る前からお金のことで親からの抵抗があることを考えて、私は文系に行って新聞奨学生になって社会の先生になることを勧めたり、親を無視した進路選択が出来る知恵も入れていたんですが、下の子がいるってのがやはり引っかかったのかなぁっと、感じます。下の子は私立確定でしたからねぇ…男子の場合は真正長男にこうした傾向が見られます。あとこの男の子の場合、周囲に県外に出た肉親・親族が1人もいないことも影響したのかなぁ〜って思いますね。
正直な話し、宮城県には残念ながらこうした未来を嘱望された子が、親の影響なのか、家庭環境なのかはよく分かりませんが、やたら県外に出たがらないケースが多いですね。私と接するとやたら県外に出ることを勧められるので、親の方から『たかはしさんとはもう関わるな』と禁じられるケースも残念ながら、あります…
そう言うのを見るたびに、
何もそこまで宮城県内に固執して子どもの未来を狭めなくてもいいのになぁ〜
って、思うんですけどね。
実は私自身が、まさにそういう生い立ちだったので、県外には親の反対を振り切って、無視して出ない限りは出れないってのは分かりきってたので、自分で知恵を振り絞って、親に頼らない進路選択が出来ることだけを考えて、東京に出て行ったので、気持ちはすごくよく分かるんですよ。
が、あとは本人にも県外に出るという勇気が必要なだけなんですよね。その勇気を振り絞らせるのが、かなり難しいんですよね…
家庭教師をしてると、色々なご家庭の人間模様を見させてもらえるので、我が家にめちゃくちゃそうした進路選択を子どもにさせては行けないなっという戒めにもなる場合もあれば、逆にモデルケースもあるんですよね。
だけど、長いこと家庭教師をやってて、2つ思うことがあるんです。
まず1つは、
なかなか野口英世みたいに、周囲が子どもの能力を嘱望して、経済支援してまでもハイスペックな子どもを県外に送り出した例がまず無い
って、事例がね…
私も野口英世の周囲の人みたいに、財力もないからなぁ〜
また、もう1つ言えるのが、
高校生で自力で学費を捻出してまでして、己れの未来に賭けようと言う気概が薄い
ってのがね。
私的は耐えられませんがね。
お金でがんじがらめになって、自分の夢を諦めるってね。
だから、最近は物凄く新聞奨学生になる人が減ってるんですよ。こういう制度があるってことも知らない中学生や高校生も多いんですよ。新聞奨学生には女性もまあまあ入るんですよ。
私が新聞奨学生していた店にはもう1人女性の新聞奨学生がいましたし、私が新聞配達してるエリアには商売敵の読売新聞の人がやっぱり女性で、同じエリアだったので、ちょいちょい一緒に休憩して喋ったりもしました。島根から上京してきて、国立市の隣の国分寺市の大学に通ってるって言ってましたね。
同じ新聞店にいた新聞奨学生は、私の予備校の友人と同じ大学に進学して同じクラスになったのには笑ったなぁ〜そちらの女の子は埼玉出身でした。浪人して私と同じ東進ハイスクール吉祥寺校でね。
そうやって苦労してでも、自分の将来に賭けるって、いいことだと私は思うんですがね。不遇に終わって燻るよりは全然いいってね。
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