対策がしずらいと言われてる宮城教育大学附属中学校(略して宮教大附属中、さらに略すと附属中や附中とも言います。以下、附属中と書いて行こうと思います。)のことなのですが、2回に分けて書いて行こうと思います。
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附属中が対策しずらい最大の原因は、
過去問が大手塾にしかないから
に、他なりません。
よく、ご質問にあがるのは、
1:二華中・青陵中と併願出来るのか?受かったら二華中・青陵中を受けられなくなるって本当か?
1の答え
併願は出来ますし、附属中に受かってても二華中や青陵中に受かれば、入学辞退も出来ます。それ故に、二華中・青陵中開校以前は30倍だった受験倍率も、辞退者が増加したことにより、いわゆる『ガラポン』と呼ばれた抽選制度も以前はあったのですが、数年前に廃止されました。現在はおよそ2倍程度にまで落ち込んでます。また、補欠合格制度も新設され、1月いっぱいくらいまでの間に繰り上がり合格も出来ました(場合によっては首都圏の入試が終わる2月に繰り上がり合格した例もある)。
2内部生との比率は?
2の答え
内部生との比率は
内部生4:1外部生
くらいです。附属中では、中入生のことを『外部生』と保護者内では呼んで、区別しているようですが、子ども達はそうした区別はないので、あまりナーバスに考えなくてもいいそうです。ただし、入学後はやはり外部生の保護者は、外部生の保護者と固まることが多いようですが、中には外部内部分け隔てがない保護者もいるようなので、その辺りは入学後にお母さん自身が人間観察しつつ、色々ママ友付き合いをするのが、ベターかなぁと思います。
3過去問が無いのですが、どのような対策をすればいいですか?
3の答え
入試は算数(30分)と国語(40分)の二科目と面接です。算数は別に二華中や青陵中受験予定なのであれば、そこまで気を張らなくても成り行き任せでいいですが、二華中・青陵中を受けない場合には、まあ小学生の問題集では簡単すぎるので、
この二冊があれば、大丈夫です。書店では置いてあるのは泉大沢の宮脇書店には毎年一冊置いてありますが、アマゾンか書店で注文すれば購入出来ますので、それを買ってシコシコやってみてください。ちなみに、山大附属や福大附属なんかも、この問題集でオッケーです。弘大附属の場合はこれに附属の理科、附属の社会も買えばバッチリです。
ぶっちゃけ算数よりも
国語
が、大変です。試験時間を見てもらえば分かりますが、国語は40分です。
試験科目の国語の詳細を解説すると、大別して国語の問題は3種類あります。
①放送による聞き取りテスト
②普通の国語の問題
③作文(160〜180字)
まず、この放送による聞き取りテストで、10分自動的に取られます。
作文は慣れてないと、男子の場合は平均で20〜30分かかりますので、一番の鍛錬はこの作文をどう10分でさばけるようになるかが、ポイントになろうかと思います。
そうなった上で、大問2〜4の普通の国語の問題を20分でこなせるかが、合否の鍵になると思います。漢字はあまり出てませんので、ほとんどが解釈問題です。
それと、面接では理科社会のことも、軽く聞かれるんだそうです。まあこちらは成り行きでやるしかないと思いますがね。
故に、
附属中の入試対策は国語がメイン
で、算数は常日頃からの鍛錬で、そう差がつかないです。
うちの姪が附属中を受けた平成19年の附属中の国語では、作文で『環境問題についてあなたの考えを160〜180字で書きなさい』と言うことが出てきて、小6の姪はかえってきて『環境ってなあに?』といって、何となくお花の植えたりすることの大切さを書いてきたそうです。まあ、あながち間違ってるわけではないですがね。
そんな感じで、結構中学生的な内容が作文では問われることが多いようです。
次回は算数のこと。
↓中間テスト対策
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