母親って褒めないね…そうかと思うと、直前にビビり過ぎるし…

私はいまだかつて母親に褒められた記憶がない…先日、模試を受けた生徒が小４～中３までで数名居たが、私の認識以上に生徒たちは好成績を上げてきたのに、その子たち全員の母親は誰一人として、子に労いの言葉掛けをする者など居なかったし、母親全員『これしか（点が）取れないのか…』と、落胆した母親ばかりだった…

逆に言いたい。母親的にはどのくらいから我が子を褒めるんだろうか？とね。私は母親は誰も5教科500満点取ってきたとしても、褒めないだろうなって思っている。それが母親なんだと。

何故かというと、その答えは生前の祖母の言葉に凝縮されてるんじゃないかって思うんだよね。

うちの母親が、葬式や仕事であくせくしていた最中に、子どもの私から見てもてきぱき家事をやってる母親の姿を見たので、私は祖母にこう言った。

たかはし

『ばんつぁんやぉ、うじのおふくろ頑張って色々やってるべ。少しは褒めでやったらいいっちゃ！』

祖母

『あれぐれぇ当たり前だべ。俺あんぐれぇの歳だったら、もっと稼ぐど。あんぐれぇの働きで褒めでだら、おらの口曲がっちゃ！』

そう、祖母にたしなめられた。

ことに、母親は同性同士にはことの外辛い気がする。でも、私も母親から褒められた記憶がない。

472点取って四教科100点を取ってきた時でも、唯一100点が取れなかった理科のことをボロクソに言われた記憶しかない。

ついでに、母親ってやたら我が子に対して高い高〜〜〜〜〜いハードルを設定してるんじゃないかとさえ、思うんだよね…自分でもそんな高いハードル越せないのに…

なもんで、私は家庭教師をしてていつも思うのが、『逆にもっとスモールステップにしてあげて、そう言うハードルを越せた喜びを感じてもらってた方がいいんじゃないの？』って、思うことが度々ある。

むしろ我々他人がそう言う高いハードルをこしらえてあげた方がいいんじゃないのかなぁ〜って思う。

が、時々それとは間逆で、この子にはお母さんがこしらえたハードルはかなり低過ぎるって、お母さんがいたりする。

もう越してるやんそのハードル、いまからそんな低過ぎるハードルだと、年明けぜってーこの子ダレて成績下がるよって、思うんだよね。特に女子に多いんだよねぇ、年明けダレる人。ぶっちゃけ安パイ過ぎる志望校の子はホントダレるんだわ…子どもよりもお母さんの方がビビってると、タチ悪いなぁ〜って、毎年思います。可愛い子には旅させりゃあいいのにってね。

だから、私、一番は適度に辛く適度に甘くってのを使い分けて欲しいなぁ〜って、切に思います。

が、初子だとなかなかその見極めが難しいのかもなぁ〜って、だいたいハードル低い設定の娘って、末子に多いよね…末子だけ私立とか、末子だけ合格率600％とか（笑）そこまで手堅くしなくてといいんじゃね？ってね。

去年アイーン先生とりかちゃん先生が教えてた子で、Mちゃんって子がいた。この子はホントなら、東高英語科とか、仙商とか、県工市工ナト北でも受かった実力を持っていた。でも、結局入ったのはナト高だった。私は最後まで大学行く気ないんだし、県工か市工を勧めたが、結局お母さんが折れなかった…姉もナト高行ってて、ナト高の良くない点知ってるんじゃねぇの？何故…って思いしか残らなかったなぁ〜結局就職でツラくなるだけだろうなと、思いつつ、送り出すことになった…

家庭教師の申し込みを中三の11月以降にしてくるご家庭って、大半が手堅くいく路線の人なんですよね…11月にもなって申し込みしてるって意味は、本当は一発逆転を狙おうとして申し込みして来たんじゃないの？って、思うんだよね、私は！だから、手堅くいく意味あんの？って、いつも思う。安全策するために家庭教師読んだの？って、思うんだよね…

↓中間テスト対策の巻